愛知県名古屋市のBarINNOCENT（バーイノサン）さんでお勧めされた、アルマニャック・ドローのアルマニャックに使われているぶどう品種3種飲み比べセットを飲んだので、そのレビューをしていきます。
アルマニャックに使用可能とされるぶどう品種は10種類ほどあるそうですが、その中の主要3品種の味の違いを知ってくださいということで、ぶどう品種以外は同じ環境、同じ製法をしてセット商品にしたものだそうです。
今回のこのぶどう品種を紹介すると、
・ユニブラン（55％）：最もよく使用される品種ですね。
・フォルブランシュ（5％）：古い品種だそうですが、生産が難しいそうで、今では限られた所でしか生産してないそうです。
・バコ（35％）：フィロキセラに対抗するために作られたハイブリッド種だそうです。
では、味の方のレビューをしていきます。
順番としては、結果としては個性の弱いものから強いものへとという感じになってしまいました。
ネット上のテイスティングノート的なものと併記してきます。
●ユニブラン、52.4度
（テイスティングノート）
つる桃（ペッシュ・ド・ヴィーニュ）、洋梨のコンポート、マルメロのジャムなど、繊細でフルーティな香り。
（私的コメント）
香り：穏やかフルーティー、ちょっと甘さ
味：穏やかフルーティー、甘さ、バランスが良い
●フォルブランシュ、52.8度
（テイスティングノート）
ドライフラワー、ヴェルヴェーヌ、リンデン、野生のカーネーションなどのフローラルな香り。
（私的コメント）
香り：ちょっと酸味強めのフルーツ感、ちょっとフローラル
味：酸味強めフルーツ、フローラル、全体的に華やかな感じ
●バコ、53.2度
（テイスティングノート）
クローブ、ピーマン、甘草、ナツメグなどのスパイシーな香り。
（私的コメント）
香り：酸、ちょっとハーブ感、ちょっとスパイス感
味：スパイス、フルーティー、ハーブ、ちょっと重めな感じ
ワインとかでもぶどう品種違いの飲み比べをやったりしますが、アルマニャックでやるとは思っていませんでした。
そして、今回の飲み比べで、こちらの世界でもやはり原料の個性の違が結構あるんだなと経験させてもらえましたね。
商品の瓶サイズが結構小さめ上に、それなりに量が減っていたので、この経験をしたいというのであれば、行ってみてください。ワインやウイスキーとかと違って結構狭い世界なので、こういったものが用意されてあるバーも限られていると思います。この店に行けるようであれば是非行ってみることをお勧めしたいですね。
では、今回はここまで！
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