今回は愛知県名古屋市のBarBARNS(バーバーンズ)さんの22周年ボトルとしてリリースされたシークレットハイランド(グレンモー~)を飲む機会が得られたので、レビュー記事を作成していきます。
まずはネット上の情報を抜粋すると、
「熟した果実、クリーミー、複雑な熟成感
2002年創業の名古屋の名店BAR BARNS、20周年を迎えた2022年には人気のフレイバーラベルのラベルをオマージュした秩父がRUDDER協賛の元でリリースされ、人気を博したのは記憶に新しい。
それから2年、オーナーバーテンダーである平井杜居氏と複数のカスクサンプルから厳選が重ねられた今回の原酒は、蒸溜所名非公開ながらも、北ハイランドの首の長い蒸溜器で蒸溜された原酒と言われており、1985年蒸溜、35年以上の長きに渡る熟成期間を経た、カスクストレングス・シングルカスクの原酒である。
近年リリースされる現行品では滅多に出会うことができない長期熟成品、オレンジをはじめとする柑橘果実、桃や洋梨、クリーミーでオールドボトルも彷彿させる複雑な熟成感。
より洗練された長期熟成スペイサイドの様な香味と陶酔感も感じられる珠玉の1本」
とのことで、スペック的にはなかなかの長期熟成なウイスキーを選んできましたね。
マスターとの会話の中ではこれ、以前ラダーさんがリリースされたアブソリュートチョイスの同スペックのシスターカスクだそうです。でも味はちょっと違うということでした。
知っている人が見れば分かる通り、バーンズさんのプライベートボトルでは馴染みになりつつあるフレイバーラベルなんですよね。ぱっと見だとウイスキーファインドさんのボトルだと思ってしまうんですが、今回はラダーさん絡みです。
ラベルデザインというかフレイバーラベルに関してはファインドさんにも話してあるということで今回のラダーさんのボトルにもフレイバーラベルが採用されたようです。
では、味の方のレビューをしていこうと思います。
シスターカスクのそれが、所持しているバーの感想ではなかなか味が開かないということで、今回強引に開かせようと、しつこいくらいに空気に触れさせ、数時間放置、加水をした上で飲んでいます。
今回はテイスティングノート的なものと、私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
香り:熟したみかんやオレンジ、洋梨、アプリコットブランデー、乾燥茶葉、革張りの家具、白檀のお香。
味わい:ロイヤルミルクティー、カスタードクリーム、熟したアプリコット、ジューシーなアップルパイ、桃とミントのフルーツサラダ、モッツァレラチーズ。フルーティなフレイバーと複雑な熟成感が徐々に広がる。
フィニッシュ:オレンジが入ったレアチーズケーキ、オールドボトルのキュンメルリキュール。胡桃やヘーゼルナッツ、シナモン、ナツメグ。フルーティでナッティな香味と心地よいオークのスパイスが非常に長く続く。
(私的コメント)
香り:濃いめのフルーツ感、コクというか紅茶?感、爽やかな感じ
味:ちょっとクリーミー、フルーツ、紅茶、うっすらウッディ、ちょっとハーブ感、ちょっとナッツ
テイスティングノートの感じが素直に感じられる、かなり複雑かつ好みの方向のウイスキーでしたね。
初めにラベル見たときは大きめのレザーチェアが描かれていたので、飲む前はウッディとかレザーが強めに出ているのかなーという想像もしたんですが、実際味わってみると奥にある感じで複雑さの一要素になっていて、好みの味の方向性でしたね。
右側にボトルが2本あるんですが、テイスティングノートからすると、アプリコットブランデーとキュンメルなのかな?今回はいつもと違ってちょっと特徴的な感じのラベルでしたね。
今回はラダーさんの方でも抽選していたようですが、ラベル情報では今回は総数138本、このスペックにしては販売時の値段が結構破格な設定ということもあって瞬殺だったんでしょうね。バーンズさん側も本数少なくてーみたいなことを言っていましたね。おそらく飲もうと思ったら購入しているバーとかに飲みに行ったほうが確実に飲めるでしょう。SNSでも入荷しましたみたいな情報が上がってきていたので。
バーンズさんも良い樽に巡り会えたようで、私たちも美味しいウイスキーが飲めるというものです。
美味しい経験値をありがとうございました!
では、今回はここまで!
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