愛知県名古屋市 Barfinch(バーフィンチ)さん20周年記念 シグナトリー グレンオード 10年、2012年蒸留、57.7度のレビューです

ウイスキー

今回は愛知県名古屋市のBarfinch(バーフィンチ)さんの2024年3月にリリースした20周年記念ボトルであるシグナトリーのグレンオード、2012年蒸留、10年、57.7度のレビューをしていこうと思います。

味のレビューの前にボトル自体の説明をしていこうと思います。
このボトルですが、フィンチさんだけでなく、埼玉県のTheBar Vieux Carre 1という名のオーセンティックバーの5周年記念と、兵庫県にある焼鳥こにしというバーテンダーさんがやっている焼鳥屋(バックバーだけ見るとバー)の10周年記念とコラボしているボトルです。
このウイスキーの選定は2022年後半あたりから行われており、その時にフィンチのマスターの伝手?友人関係?から周年の店を巻き込み、周年ボトルとしてリリースする予定だったんですが、どうも中間にいる人がのんびりしていたのとか色々な事情が重なり、結局リリースが2024年3月になったとのことです。
おまけにグレンオードというのは決定していたんですが、当初は14年物を予定していたものが、どういう経緯があったのか不明ですが、結果としては10年物が来るという、よくわからないことになったそうです。
私がどうしてそんな事を知っているかといえば、ラベルのデザインに関わり、途中までのデータ作成を行ったからですね。本業が印刷業なんでこういったデータ作成は当たり前に可能だというのが理由の一端です。(当然ながら自宅で作業しましたよ)私自身はオリジナルイラスト作成とかは出来ないので、支給された素材をレイアウトし、文字を入力&配置しました。そして最終的にリリースされたラベルを見たら基本デザインはそのまま使われており、スペック関係の文字は業者側で変更されていましたね。
で、ネット上を調べてみても通販されている様子はないので、おそらくそれぞれの店舗に配分されて、自分の店舗での販売、または消費という形になっているのではないかと思います。かくいう私もフィンチさんから購入という形をとっていますね。

では、味のレビューをしていこうと思います。
先程も言った通り、ネット上での情報がほとんど無いので私的コメントだけとなります。
香り:バニラ甘さ、麦感、フルーツ、奥にスパイスやハーブ感
味:バニラ甘さ、麦、フルーティー、うっすらスパイスやハーブ感、余韻は甘さ寄り
結構素直な香りと味をしているウイスキーです。ピート系やシェリー感は無いので、バーボン樽熟成のありがちな感じであるのは否定できませんが、度数の絡みもあって穏やかにじっくり飲めるウイスキーではあると思います。
フィンチさんでは、これハイボールに使うウイスキーとしての使用がメインになるような事を言っていましたが、度数高めなのもあって個性が失われることなく飲めるハイボールになっていましたね。(実際飲みました)

自分が多少なりと絡んだボトルということもありますが、グレンオードというマイナー蒸留所のおかげで昨今のウイスキー価格の高騰にあまり影響されることのない価格になっていたのもあり、フィンチさん(またはコラボした店舗さん)で購入できるようであれば購入をお勧めしたいですね。癖が強い物だけが欲しいという人でも無い限り、美味しく飲めるボトルになっているとは思いますので。

馴染みの店の周年ボトルというのは、購入できると嬉しいものがありますね。
じっくり開かせていきたいと思います。
では、今回の記事はここまで!美味しいウイスキーのリリースありがとうございました!

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