愛知県刈谷市のBarSuzuki(バースズキ)さんで、この三郎丸Ⅳ THE EMPERORがあったので、飲んでみた上で単独記事としてレビューをしていこうと思います。
これ調べてみると48度のバージョンと、カスクストレングスの60度の2バージョンあるようですね。(ラベルに関してはカスクストレングスの表記があるだけでイラスト等は共通のようです)ただ調べてみてもこれ、販売は別のようなんですが、それに付随するコメント系が共通扱いになっているのがちょっと不思議なんですよね。加水とカスクストレングスなら味わいがちょっと違っててもおかしくないと思うのですがね。
私が飲んだのはカスクストレングスの60度の方なので、そちらの方でレビューしていきます。
テイスティングノートと私的コメントの併記をしていきます。
(テイスティングノート)
2020年、三郎丸蒸留所は従来のハイランド地域の内陸のピートとアイラ島の海のピートの2種類の仕込みを行いました。
内陸のピートはアイラ島のピートに比べ、スモーキーさがストレートで力強く、乾燥した木を燃やしたような乾いたニュアンスをもっています。
そして、この年に導入された木桶により独自の乳酸菌による多様な発酵がおこなわれるようになり、フルーティーさとモルティさが両立しています。
三郎丸Ⅱから続く内陸ピートの到達点をお確かめください。
(私的コメント)
香り:酸、スモーク、ピート、フルーツ、ちょっとフローラル、モルティ
味:酸、オイリー、スモーク、ピート、フルーティー、麦、ちょっと甘さ
ピート系なんですが、どちらかというとスモーク強めで、それに複雑さが絡んでくるような感じで、ピートがガツン!とくるような感じではなかったです。これに関してはちょっと好みが分かれるかもしれませんね。私としてはちょっと好みの方向にいっているおかげで飲みやすくはありましたが。
メーカーの紹介の中に、
「荒野から立ち昇るひとすじの煙。よりまっすぐに、より豊かに」
とあったのですが、確かにピートよりもスモークがちょっと強めに感じられました。
最近の流行りの傾向でしょうかね?この記事を作成している時点でですが、別のアイラのウイスキーも結構複雑味寄りの味をしていたんですよね。アイラ系のウイスキーであればピートガツン系が多かったりするんですが、最近のリリースで、その傾向をあまり飲んだことがないんですよね。(それとも私が飲んでないだけなのか)
ジャパニーズのウイスキーの経験値をありがとうございました!
では、今回の記事はここまで!
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