2024/3/30 愛知県名古屋市 BarINNOCENT(バーイノサン)さん訪問記 その中でシウブプレのハイボール2種とスフェリックスピリッツのグランドシャンパーニュブランデー28年のレビューもあり

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2024年3月30日に愛知県名古屋市のBarINNOCENT(バーイノサン)さんに伺った時の酒を記事にしています。

まずはトップ画像の台湾パインと写真のアルマニャックをブレンドしたカクテルですね。
このアルマニャックをストレートでもいただきましたが、結構風変わりな味で、それがパインとうまい具合に合わさって単なるアルコール感を足すだけのものになってなかったのが良かったですね。

今回のチャームはこんな感じでしたが、下の方のチーズが季節的なもので、桜の葉を付けたチーズでちょっと桜風味が良かったですね。

2杯目と3杯目はコニャックとアルマニャックのハイボールとして限定リリースされた2種類を頼みました。これ前回入荷していたのを知っていたのですが、取り置きしてもらっていたものです。
下の写真のそれをメーカーがオリジナルトニックウォーターを使って味のバランスを取り製品化されたものです。
元の酒もストレートで提供してもらったので、味を比較しつつ飲んでいきました。
●コニャックハイボールの方です。
ちょっと薄めのフルーツ感と甘さ、それに加えてちょっと苦みを感じる味でした。氷を入れて飲むと冷えたままなのでどちらかというと苦みがそのまま続く感じとなり、これに関しては氷無しで飲んだ方がいいのかなと思いました。あと瓶の最後の方になると澱が雑味となって結果複雑味になる感じで変化としては面白かったですね。原酒の方向性を綺麗に出せていました。
●アルマニャックハイボール
こちらはフルーティーさの方がメインで、コクっぽさもあり、ちょっと甘さとうっすらスパイス感もありと個人的にはこちらの方が良かったですね。こちらも原酒のコバの感じをうまく出せていましたね。

4杯目はスフェリックススピリッツのグランドシャンパーニュ、1993年蒸留、54度、28年を頼みました。
公式のそれを抜粋すると、
「創業者であるベネディクトはかつてコニャック地方の中心であるスゴンザックで研修をしていたこともあり、そんな縁から生まれた1樽。豊作年の1993年に蒸留され、現地で3年熟成された後、スコットランドに移動して熟成されたアーリーランデッドスタイル。
移動の際にシェリーのリフィルカスクに詰め替えられ、スコットランドの気候の下、⾧期の熟成が重ねられたグランシャンパーニュの原酒。近年出会う機会も減った、⾧期熟成のアーリーランデッドコニャックの醍醐味が詰まった1本。」
とあるように結構複雑な経緯を辿ったブランデーですね。
香りは濃厚なブランデー感メインですが、シェリー樽使用によるシェリー感、樽感が加わったかなり複雑な感じで、味も同様ですが、シェリー樽由来の甘さも加わり、かなり美味しいブランデーになっていましたね。ちなみにラベルをコニャックとかの記載が無いのであえてブランデーと記載しています。
結構いい値段しましたが、28年物のウイスキーよりはお値打ちだったと言っておきます。

今回は別の目的があったため、ここで終了とし、次の店に行くことになりました。
今回もかなり美味しい酒をありがとうございました!
では、今回はここまで!

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