2023年9月30日に愛知県名古屋市のBarfinch（バーフィンチ）さんに伺った時に提供された酒を記事にしていきます。
まずはトップ画像のハイボール、それも以前記事にて紹介したトリックスターのリンクウッドを材料にしてもらいました。元々の酒がバランス型でかつ結構濃い目だったと記憶していますが、それのハイボールだったので、結構味わいがしっかり出ていて美味しかったですね。
2杯目から4杯目はマスターのお勧めを頼む形にし、どんなのが出てくるかなー、と思いつつ楽しみました。
まず2杯目はウイスキーフープのアラン、2001年蒸留、15年、52.3度が出てきました。
久々のアラン、それも現行の形状の瓶ではなく、昔のちょっと背の高い瓶のやつですね。
これに関しては公式のテイスティングノートらしきものを見つけることが出来なかったので、私的コメントのみです。
香り：蜂蜜系の甘さ、酸、フルーティー、フローラル
味：フルーティー、蜂蜜系の甘さ、ちょっとフローラル、全体的にバランス良し
瓶の形状的にも現行のオフィシャルからしてバリエーション豊富なアランの感じではなく、昔の良くも悪くも似たような感じの味のボトルがよくリリースされていた時代のアランという感じでしたね。私としては好きな感じでしたよ。そして加水がいらないくらい完全に開ききっていたので、素直に味わうことが出来ましたね。
3杯目はエクストラオールドパティキュラーXOP、マクダフ、蒸留年不明、27年、forバーキャンベルタウンロッホが出てきました。
これまた公式のテイスティングノートっぽいものが出てこなかったので私的コメントのみです。
香り：ライトシェリー、酸、フルーティー、うっすらウッディ
味：酸、ウッディ、蜂蜜系の甘さ、うっすらウッディ、かなりキレイなシェリー感で華やかな感じ
色も結構良い感じのライトなシェリー感のマクダフでしたし、長熟ゆえの複雑さもあって、今リリースされたら相当高額になりそうな感じの、かなり良いウイスキーでしたね。
4杯目は、前のがライト系のシェリーだったので、これまたシェリー系のウイスキーフープ、カーンモア、モートラック、2010年蒸留、10年、55.0度が提供されました。
こちらもまたテイスティングノートが見つからなかったので私的コメントのみです。
香り：キレイなシェリー感、酸、フローラル、うっすらウッディ、ちょっと甘さ
味：かなりバランスの良いシェリー感、酸味、フルーティー、ちょっとフローラル、余韻長め
蒸留年からして現行シェリー樽だと思われたのですが、味わってみると嫌味っぽさのまったく無い、それでいてかなりバランスの良いシェリー系のウイスキーで、3杯目の複雑さのようなものはありませんでしたが、これまた旨いものに出会えました。現行シェリー樽も馬鹿にできないものもあるんだなと考えを改めさせられる1杯でしたね。
ここいらで帰りの時間を気にする時間帯になったので、締めのディスカバリーを頼んで終了となりました。
美味しいウイスキーをありがとうございました！ウイスキーのお勉強はまだまだ続きますと実感させられる日でしたね。
では、今回はここまで！
コメント