アードベック ハイパーノヴァ 2022 Ardbeq HyperNova 51度レビューです

ウイスキー

新入荷情報をSNSで知っていたので、バーにて飲んできました。
アードベックの2022年リリースのものですが、今回の目玉というか情報としては「170ppm」というフェノール値ですよね。この数字はピート強めの代名詞といっても問題なさそうなオクトモアすらも超える数値です。つまりは凶悪とも言えるピートモンスターか?!と思えば、ネット上のテイスティングノートを見ると、その中にも複雑な要素を含んでるとのことで、ちょっと楽しみにしつつ飲んでみました。
公式のテイスティングノートの抜粋と私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
色:淡い麦わら色
香り:パワフルで刺激的なタール、ピートの煙、海塩の力強いアロマ。控えめな黒スグリの果実香や、弾けるようなペパーミントの爽快さが現れた背後に「納屋」のような香りが漂う。加水すると柔らかいトップノートが現れ、ラベンダーやチョコレートのニュアンスが感じられるが、不思議な「納屋」にょうな香りが最後まで残る。
味わい:呼称のような刺激的な口当たりのあと、スイートチョコレート、ペパーミント、ピートの煙、ビターアーモンドなど、様々なフレーバーが押し寄せ、アニスやクローブの弾けるようなスパイスが現れ、いつまでも残る。
余韻:ヘザーの煙が薄れることなく終始感じられ、超ヘビー級のスモーク香がいつまでも続く。
(私的コメント)
香り:ピート、スモーク、奥にちょっと甘さ、フローラル系、ちょっとコクっぽさを感じる
味:強めのピート、スモーク、コーヒー系の苦さ、チョコ系の甘さ

かなりのピートの強さがありますので、その中から必死こいて要素を取り出してみるという作業をする必要がありますが、それを感じ取れる舌があるならば、このウイスキーは結構美味しいものだと思えると思います。そうでないと、ともかくピートきつめだなってだけで終わるものになってしまいますね。
実際飲んでみた私もテイスティングノート並に味を感じることは出来ず、かなり大雑把にしか情報を得ることができませんでした。それでもまぁピートばっかりではないと感じれたので、まぁ今回のこれを美味しいウイスキーであるという経験値を得る形にはなりましたね。(ただ私はあまりピート系のウイスキーを好んで飲んでないので、リピートはないですかね)
といってもこのウイスキーの最大の特徴であるピートのフェノール値の高さ。これに関しては関心しますし、ピート系ウイスキーが好きな方はかなり好ましく飲めるウイスキーとなっていると思いますが、当然ながら限定ボトルなので、在庫がある間にバー等に飲みに行ったほうがいいかと思います。

では、今回はこれで。

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