2022/9/10 愛知県名古屋市 Barfinch(バーフィンチ)さん ウイスキー会 ジャパニーズの会

BAR

2022年9月10に開催されたウイスキー会に参加してきました。
今回のお題は「ジャパニーズ」で9本提供ですね。
いつもだったら万全の体調で、かつ早めに行って番号付けとかやってたと思うのですが、あいにくこの日は、この前にePowerテイスティング会に参加するという、どう考えてもスケジュールミスった結果、6割程度アルコールに浸かった頭でこの会に参加するというウイスキーに申し訳無い状況ではあったのですが、まぁなんとか大雑把に味の感想等は記録できたので、列挙していきたいと思います。

1杯目、まずは以前行われたAnytimeWhiskyというイベントのさらに前にバーをメインに販売された静岡蒸留所とのコラボのフェスボトル、3年、62.6度ですね。
香り:ちょっとウッディ、酸の刺激、フルーティー、ちょっとフローラル系も感じる
味:ハーブ、強めの酸系刺激、フルーティー寄りかなぁという感じ、余韻は結構長め
これどこかのバーで以前飲んだことあるとは思うのですが、今回改めて味わってみると結構複雑で美味しかったですね。

2本目はサントリーのブレンデッド「鳳雅」、43度です。
これ調べてみると、1984年蒸留の山崎シェリー樽原酒を使用、それにスパニッシュオーク樽中心にブレンドされたウイスキーだそうです。
香り:かなり濃い目だけど嫌味に感じないシェリー感、レーズン、チョコ系の甘さもあり
味:かなり良いシェリー感、ウッディさもあり、甘くフルーティー、タンニンも感じる、余韻はちょっと苦味寄り
ひょっとかしなくてもこれ結構良いウイスキーですね。というかネットで価格調べてみたらえらい金額になってますね、これ。初めて知りましたよ、こんなの。そして今回の中ではトップの旨さでした。

3杯目は竹鶴21年、43度ですね。
最近では入手困難どころか、そもそも入手できるの?的なウイスキーですよね、このあたりのは。
香り:ライトシェリー、華やかなフルーティーさ、うっすら甘さ
味:フルーティーさ強めで甘さもあり、キレイなシェリー系で甘さも程々にある
記事を書いてて気づいたんですが、私これ初めてじっくり飲んだような気がします。昔でもジャパニーズウイスキーをバーであまり頼むことをしなかったのもありますがね。そしてじっくり飲んでて、やはりバランスいいし、かなり美味しいウイスキーですね。

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4杯目は山崎18年、43度です。
香り:程よいシェリー感、フルーティー、甘さも感じる
味:キレイなフルーティーさ、甘さもあり、シェリー樽由来のウッディさ、余韻がフローラル寄り?で長め
これまた最近では手に入りにくいものが出てきましたね。そしてこれも良いバランスのウイスキーですね。

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5本目は厚岸、かんろ、55度です。
香り:そこそこのピート&スモーキー、うっすらシェリー、ウッディ、ちょっと甘めな感じ
味:心地よいピート、うっすらフルーティー、甘さもあり
これまた以前飲んだことがあるウイスキーがきました。改めて味うと結構バランス良いとは思うのですが、構成が複雑すぎて、なんかどこを目指してるの?みたいに感じました。

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6本目は嘉之助、2022年LIMITED EDITION、59度です。
香り:キレイなシェリー、ちょっと酸を感じる、甘さ、ちょっとフルーティー
味:シェリー、ウッディさ、ちょっとフルーティー、コクっぽさもあり、タンニン、余韻は長めでタンニンと甘さかなぁ
これも5本目同様、結構複雑な構成でヴァテッドしたウイスキーです。そして前のやつと同様、バランスはいいんだけど、正直個性が似通ってるなと感じました。

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7本目、YUZA、ファーストエディション、59度です。
香り:甘い系フルーティー、ちょっとエステリー?も感じる
味:フルーティーさがメイン、バランス型
こちらの構成は前2本のような複雑さは無いものの、バランスの良いウイスキーでした。ただ他のと比較で飲んでいると個性という意味では薄いかなと感じてしまったんですよね。

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8本目は駒ケ岳、津貫エイジング、2019ボトリング、56度です。
香り:爽やかなフルーティーさ、砂糖系の甘さを感じる
味:ちょっと酸を感じるフルーティーさ、砂糖系の甘さ
マルス信州蒸留所で作られたものを津貫蒸留所の蔵で熟成したウイスキーですね。言い方としてはちょっとアレですが、これもバランス型で個性という意味では薄めに感じてしまいました。

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最後の9本目は江井ヶ島、燎、KINKOさんPB、2009蒸留、7年、56度ですね。
香り:フルーティー、砂糖系の甘さ、ちょっとスパイシー
味:香り同様、ちょっと酸を感じるフルーティーさ、砂糖系の甘さ、ちょっとジンジャーっぽい感じ
あかしで有名な江井ヶ島蒸留所のKINKOさんPBのウイスキーですね。・・・そしてこれもバランス型でして、似たような感じなのが連続して続いたおかげで、これに対しても個性薄めだなと思ってしまったのは反省すべき点ですがねー。

久々にこんなにもジャパニーズウイスキーを堪能しました。そして一部を除いてバランス型が多いなぁと改めて思いましたね。悪くはないのですが、この前にも飲んでいたおかげですが、その前の会と比較して複数飲む場合は個性がある方が飲んでて楽しいかなと思ってしまったことにちょっと記事を書きつつ反省してしまいました。
ともかく、ありがたい機会をありがとうございました!

(おまけ)会の2連チャンのおかげで8割ほどアルコール漬けになりましたが、ハードリカーばっかというのが気分的に不満だったので、この後また別のバーに行くという他人から見ればかなりの暴挙な行動ですが、私は行ってちょっと気分転換してから帰ることになりました。

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