2022/11/26 愛知県名古屋市 BarBARNS(バーバーンズ)訪問記

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11月26日に愛知県名古屋市のBarBARNS(バーバーンズ)さんに伺った時に提供された酒を紹介していきます。この日は予約していた20周年記念ボトルのアバフェルディを購入するためという目的と、並行して同じく20周年記念ボトルのスペイサイドリージョンを飲むのが目的で伺ってます。
で、まず1杯目はトップ画像の蜜柑のカクテルですね。
愛媛の有機栽培、ノンワックス(最近は無農薬と言わずこう言うらしいですね)の蜜柑とジンのブレンドですね。シンプルレシピだけに素材の味がきっちり出るカクテルであり、このカクテルは香り高く、蜜柑の感じが結構濃く出ていて美味しかったですね。始めの1杯として良かったですよ。

2杯目は結構珍しい和歌山のじゃばら(邪払)を使ったギムレット風カクテルです。
じゃばら、六ジン、和三盆、自家製シロップを軽く振ったカクテルですね。
そもそもじゃばらというフルーツが珍しく、和歌山の一部地域限定の村おこしに活用している蜜柑系のフルーツです。特定の人には有名なのかな?これの果実の中にある成分が花粉症改善効果があるかもとされていて、果実は当然として、果汁や加工品という形で売られてたりしています。ここでは果実そのものを仕入れて使っておりました。ネットで調べてもらえるとわかりますが、味を簡単に表現するなら「強烈な酸味とにがうま感のあるフルーツ」ですかね。
ブレンド的に甘さも加えているようですが、それがフルーツの持ち味を引き立てるカクテルになっているようですね。皮をピールしてもらった時に感じた香りは「結構スパイシー」で、飲んでみるとかなり酸っぱい、スパイシー、そこから苦味に移行していくような感じですね。微妙に木っぽさも香りに感じられたんですが、やはりメインは苦味。わかりやすく言うと「グレープフルーツの苦味の部分を強調した感じ」ですかね。カクテルとしてのバランスは良かったのですが、苦味メインということもあって、その方向性が苦手な人はこれは頼まない方がいいかもしれません。

3杯目は、スペイサイドリージョンに行く前に舌をウイスキーの方向に持っていく(修正?)ためにライトなシェリー系のウイスキーを頼みました。
で、写真のグレンモーレンジ、タイン(TYANE)、43度です。
免税店向けにリリースされたもので、今現在でも武川あたりでは購入できるようです。
アモンティリャードというシェリー酒の樽をフィニッシュに使用したものですね。この樽の使用はウイスキーの世界では珍しいのではないかと思います。
(私的コメント)
香り:結構独特なシェリー香、ウッディ、ちょっとスパイシー感、ハーブもあり
味:ちょっと酸系の刺激、キレイな甘さ、余韻にも甘さが続く
香りに関してはちょっと独特な感じですが、味に関してはライトシェリー系の酒としてバランスの良い、キレイな甘さで安心して飲めるウイスキーになっていましたね。

4杯目は本命である20周年記念ボトル、スペイサイドリージョンを飲みました。これに関しては個別記事にて紹介しているので、そちらを見てください。

ここいらで夕食、次の店に行く予定の時間になったので、ここでお会計しました。
相変わらず美味しい酒や貴重なウイスキー等をありがとうございました!

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ウイスキー(ウィスキー)飲みの程良い日常ブログ

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