2022/9/10 ePower ウイスキーテイスティング会 BarBARNS(バーバーンズ)さん会場に参加してきました

ウイスキー
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2022年9月10日、11日に愛知県名古屋市のBarBARNSさんで開催されたePowerさん主催のウイスキーのテイスティング会の様子をブログ記事にしようと思います。
今回の会は突発のキャンセル以外を除けば基本満員になったという盛況な会となり、バー側としても結構奮発してくれたのか、合計で25本分飲むことが可能でした。
まずは1本目から16本目までのボトルの写真を並べてみました。ここまでのメインはWilson&Morganのボトル、あとモルトバーンとePowerさんのボトルも入ってますね。後ろに並んでいるボトルの中でも4本ほど黒ベースの輝く文字のボトルがありますが、これは長熟高級シリーズになりますね。

一応長熟高級シリーズは個別撮影してみました。
やはり長熟は味が複雑でした。方向性の違いはあれど、どれも美味しいものでした。

17本目から22本目まではWilson&Morgan、シルバーシール、ePower、あとはなぜか山鹿蒸留所のニューポットが並んでいましたね。
23本目から25本目はスコッチユニバースのものでしたが、これは以前の他のイベントで使用されたもので残っているものをオマケ的に持ち込んできたものだそうです。
いつものことですが、既に売り切れているのもあれば、これから販売するものもあります。

そしていつもの流れであれば25本全ての私的コメントを掲載という流れになるのですが、さすがに多い上にソサエティと違って時たま出てくる詩的なテイスティングノートが出てくるようなボトラーズではないのでネット上で基本情報が出てくるだろうという前提の元、この記事では私が特に気になったものだけを抜粋してコメントを記載していこうと思います。

・Wilson&Morgan グレンエルギン 2008-2021 48度
 TWSC2022で金賞を取ったウイスキーです。
 フローラル系がメイン、モルティさもあり、ちょっと蜂蜜系の甘さもあり、余韻は酸っぽさが長く続いていました。
 度数こそ低いものの、結構複雑で美味しかったですね。これだったら金賞も頷けますね。

・Wilson&Morgan ベンリネス 2011-2021 48度
 TWSC2022銀賞ウイスキーです。
 PXフィニッシュなので、うっすらシェリー系で、フルーティーというか綺麗に甘い系のフルーツ感、多少コクっぽいというかクリーミー?な感じもありました。
 フィニッシュがうまく影響を出していて、複雑というよりバランスが良いという感じでしたね。

・Wilson&Morgan グレンキース 23年 1998-2021 53.8度
 黒ラベル、10番のやつです。
 甘い系、それも蜂蜜系の甘さのフルーティーさがあり、スパイシーさも感じる、余韻の中にフローラル系もちょっと感じる。
 長熟の中でもまだ若いんですけど、結構複雑でしたね。それぞれが綺麗に舌に乗ってくる感じがよかったですね。

・Wilson&Morgan ベンネヴィス 25年 1996-2021 52.1度
 黒ラベル、11番のやつ。1stfillオロロソシェリーバット。
 うっすらシェリーな感じがあるものの、メインはかなり強めのリッチというかトロピカルフルーツ感で、シェリー樽の影響であろうタンニンも感じる、ちょっぴりスパイシーさもあり。
 これが今回のテイスティング会の中で一番お気に入りのウイスキーでしたね。

・津貫 ePower15周年ボトル 2017-2022 59.0度
 21番のそれとわかりやすいラベルのウイスキー。ヘビーピーテッドでシェリーカスクです。
 ヘビーピーテッドとあったので、警戒しつつ飲んでみましたが、シェリー樽の影響か、あまりピートの強調が無い、逆にそれがバランス良く感じました。あと甘さもあったので余計にですね。

・山鹿蒸留所ニューポット 60度
 2022年6月にボトリングしたものです。
 本坊酒造の技術支援を受けているとのことで、酒蔵が経営的に始めた新興の蒸留所とかよりはマシなスタートをしていると思われる蒸留所ではないかと。
 やはり麦焼酎感はどうしようもないですが、その中に甘さ、フローラル系やジンジャーっぽさというかスパイシー系のちょっとな刺激も感じた。
 バランス的には良いと思います。以前にも別の蒸留所のニューポットを記事にしましたが、このニューポットも結構複雑であり、今後これがどのように変化するか期待できる味わいにはなっていました。

これだけのウイスキーを飲めるという経験値的には非常にありがたい会でした。開催してくれたePowerさん、会場になってくれたBarBARNSさんに感謝を!ありがとうございました!

しっかし、量を抑えたはずですが、これだけ飲むと結構酔いが回りますね。(おそらくの計算ですが、ここだけでショット5から6杯近く飲んでいる計算なんで当然ですね)そしてこの日は次にさらに予定(おそらく次に公開する記事になるものです)を組み込んでしまうという失敗をしてしまったため、後の工程が結構辛かったです。最終的にはきちんとトラブルをすることなく帰宅できましたが、予定はきちんと反省して予定を立てましょうね、と思うのですが、おそらく守らないでしょうなぁ、自分。

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