今回は珍しくラムをレビューしていきます。
イベントで試飲できる機会があったのですが、それの紹介ポップの中の単語に「プリン」とあったのでラムでそんな感じの味があるのか、と思って飲んでみたので、今回記事にしてみました。
まず、このラムの情報をネットで検索すると、
「ペルーでの冒険旅行をオマージュして作られた新しいスピリッツリンクです。
その旅で私たちは七色の山、ヴィニクンカ山に辿り着きました。
インカの虹の女神、クイッチに敬意を表してロン・ミロナリオをベースに、ココアや「ドゥルセ・デ・レチェ(ミルクジャム)」などの香りが豊かな、新しい味わいのラムを作りました。
ペルーの太陽の暖かさのように、なめらかで優しくベルベットのような味わいです。」
とのことで、生産している国ではラム扱いでしょうが、日本においてはリキュール扱いになっています。添加物の関係かな?
では、このラムのレビューをしていきます。
こちらはテイスティングノートと私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
香り:滑らかでバターのよう、バニラ、ドライフルーツ、デーツ、チョコレートの香りが豊か
味わい:トフィー、ミルクチョコレート、デーツの甘さ、サルタナレーズン、蜂蜜 滑らかでシロップのような、心地よい香り
フィニッシュ:温かみがある甘さでとても飲みやすく、グラスが進む。蜂蜜のような香りだが、すっきりと適度な甘さと、チリペッパーを連想するスパイシーな後味が長く残る。
(私的コメント)
香り:バター、バニラ甘さ、フルーツ、チョコ
味:ミルク、チョコ、甘さ、シロップ、余韻にスパイス
試飲のときも思いましたが、これはカラメルとプリンを一緒に口にしたような感じでしたね。アルコール入れて味を複雑にした大人のプリンと言った方がいいのかな。
改めてじっくりこの記事を書くためにストレートで飲んでみると、奥底にスパイス系の感じもあるので、ここらへんがラムのそれなのかなぁと思いました。
これだけだと記事としての分量が少ないので、今回はアイスにかけて、どのような味の変化が楽しめるかやってみようと思います。それのために近所のコンビニでいくつかのアイスを購入してきました。定番商品的なものが在庫的に無かったのと、メーカーや商品名を出すのはちょっとまずいのでジャンルとフレイバー的なもので表記してみます。
(バニラのラクトアイス)
単純な甘さにラムのコクとカラメルっぽさが味の複雑さとして加わって良かったですね。某有名な氷菓の方も選択肢として考えていたんですが、この感じからするとこっちの方が正解だったかもしれませんね。
(バニラのアイスクリーム)
こちらも方向性的には変わりはないのですが、今回買ったアイスの方が結構上品な甘さだったので、ラムの味の方が強めに出ている感じでしたね。
(某和菓子饅頭的アイスミルク)
ウイスキーの事例があったのでこれでもやってみたのですが、アイスの方がかなりやさしいのでラムの方メインになってしまっていましたね。悪くはないのですが相乗効果という感じではなかったです。
(チョコレート系アイス)
チョコ系の商品にラムを合わせたものがあったのを思い出したのでやってみました。コクとちょっとした複雑味のプラスで意外と悪くないと思いました。ただチョコの味の方向性次第で印象変わるかなとも感じました。
普段ウイスキーをメインにしているので、ラムを購入してまでということはあまりないんですが、これに関してはネタ枠として結構気に入りましたね。
こういった変わった経験はありがたいことですね。
今回はここまで!
コメント