今回は愛知県刈谷市のBarSuzuki(バースズキ)さんに入荷していたオクモトアの2024年リリースの15.3があったのでレビューしていきます。
まずは、テイスティングノートと私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
オクトモア農場で2017年に収穫されたスコットランド産コンチェルト種大麦を使用。2018年に蒸留、セカンドフィルのバーボン樽とスペイン、ヘレスのフェルナンド デ カスティージャ醸造所のファーストフィルのオロロソシェリー樽で全期間熟成。ノンチルフィルター、ノンカラーでボトリングを行いました。フェノール値は307.2ppm。燻したシンダートフィー、熟れた果実、バタースコッチ、ほのかなココナッツを感じる味わい。
(私的コメント)
香り:ピート、スモーク、ちょっと濃い目のフルーツ、うっすら甘さ
味:ピート、スモーク、酸、ちょっとフルーツ、うっすら甘さ
今回のこれはオクトモア史上2番目に高いフェノール値(ピートの強さ)が強い307.2ppmという、アイラ系好きな人が好むウイスキーであることは確かでしたね。オフィシャルのテイスティングノートの要素を拾おうとすると、かなりきっちり味あわないと感じれないくらいピートがキツめに感じるウイスキーでした。私もなんとかして味わう方向で飲めるかとじっくり飲んでいたんですが、やはり真っ先にくるピートが舌の上を支配するので、私的コメントもあまり自信はありませんね。なんとかそれっぽい?というのを記載しているだけです。
久々にここまできついピート系ウイスキーを飲みましたが、やはりピートがきついと細かい要素を拾う行為が難しくなるのは当然ですが、経験としては良かったと思いました。
自分が好きなものばかりではなく、苦手とする方向のものでも経験として積み上げていくという行為をしていきたいですからね。
ただこれの後には、まったく別の方向で味わいの強いものを選ばないと舌がどうにもならないと思いますので、飲むタイミングにはご注意ください。
では、今回はここまで!
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