伊勢屋酒造 リキュール ブラッドオレンジ ニガヨモギ 2種のレビューです

BAR Thistle（バーシスル）さんで出会った、伊勢屋酒造さんのリキュール、ブラッドオレンジとニガヨモギの2種ですが、結構上質かつ美味しかったので、それをレビュー記事にしました。
まずはトップ画像のブラッドオレンジです。
これは酒造さんの所でしか買えないリキュールだそうで、かつ量産は考えてない？売り切れたら終わり？な商品らしいです。後で出てくるニガヨモギのもそうですが、基本的には、ここで生産している日本産アマーロであるスカーレットをベースに更に追加してみましたというものです。
まずはブラッドオレンジなんですが、やはり根底にはスカーレットの苦味も感じれたのですが、ブラッドオレンジのちょっと苦い酸味とバランス良く融合しており、アルコールに慣れた人にとって13度というジュース感覚で飲めるリキュールとなっていました。これ単体で飲む酒ですね。下手にカクテルの材料にするにも個性がおかしくなりそうな感じです。

ちなみに裏面はこんな感じ。ハーブ類ともありますが、基本的にはブラッドオレンジメインです。

お次はニガヨモギの方です。写真を見てわかる通り、ニガヨモギそのものが中に浸かっています。
香りは苦味メイン、多少の酸っぽさ、青っぽさ（ハーブ）、味は薬草系のリキュールの方向性なんだけど、苦味メインで微妙に甘さ、酸味を感じられますが、やはり奥の方にはスカーレットの感じが残っているリキュールとなっていました。こちらは度数もあったので加水してみましたが、青っぽさと苦味がちょっと強くなったかなぁという感じで基本の味が変化するというものではありませんでした。
こちらのボトルですが、この手書きラベルは酒造限定販売品らしいです。こちらは量産前提の商品だそうですが、それに関してラベルは変更されるそうです。
日本で作られているリキュールという意味合いでは成功している方であるスカーレットの、さらにバリエーションとも言えるリキュールを飲めるという出会いに感謝ですね。（ブラッドオレンジの方を買いたいと思いましたが、さすがにそれだけのために旅行しようとは思えないインドア派です）
美味しいリキュールをありがとうございました！