ダルムナックオフィシャル6年とワットウイスキーのダルムナック6年のレビューです

ウイスキー

愛知県高浜市のたまにわ酒店でタイトルの詰め替えウイスキーが販売されていたので、購入した上で記事にしていきます。

まずダルムナック蒸留所という聞き慣れない蒸留所名ですが、2015年に旧インペリアル蒸留所の跡地にオープンしたスペイサイドの新興蒸留所です。蒸留器もインペリアル蒸留所のもの複製して使っているようですね。
今現在はシーバスリーガル用にほとんどを使用しており、シングルモルトとしてリリースされているのは数少ないようです。ネット上で調べてみても数えるほどしかひっかかりませんでしたね。

まずはトップ画像の方のボトルのウイスキーのレビューをしていこうと思います。
こちらはボトラーズであるウイスキー・エクスチェンジ社向けにリリースされた初めての一般向けリリース物という扱いで、ある意味オフィシャル扱いのウイスキーです。
テイスティングノートと私的コメントの併記をしていきます。
(テイスティングノート)
香りは赤りんご、白系の洋梨にバニラアイスクリーム、オレンジチョコレートと手作りショートブレッド。味は煮た洋梨、ハチミツがけアプリコット、レモン入りミルク、ヘーゼルナッツ、マジパンとシナモンのスパイス。フィニッシュは程よく長く甘くてスムース
(私的コメント)
香り:リンゴ、バニラ、酸、フルーツ、華やかな感じ
味:リンゴ、蜂蜜系の甘さ、酸、フルーツ、シナモン、ちょっとスパイス、甘めの余韻
結構バランスの良い感じですね。バーボン樽系にありがちなバランスとも言える感じではありますが、全体的なバランスは良いと思いました。ただ、これ60度あるんですよね。オフィシャルでこの度数を設定しているのは結構珍しいですね。おまけに6年でリリースしているあたり、なにかを狙っているのでしょうか?(確か最低では3年でいいはずなのでは?と思ったのですが)

同じくダルムナック蒸留所のウイスキーですが、ワットウイスキーというボトラーズからリリースされたものです。同じく6年物ですが、こちらは57.1度、おまけにアモンティリャードシェリー樽で22ヶ月のフィニッシュというものです。
こちらも併記していきます。
(テイスティングノート)
キャラメルやナッツ、煮詰めた赤い果実の味わいにクローブ、チョコレートの味わいが広がるシングルカスク
(私的コメント)
香り:濃く酸味を感じるフルーツ、ちょっと籠もったシェリー感、甘さ
味:濃いめのフルーツ感、ナッツ、砂糖系の甘さ、ちょっと樽感
こちらはフィニッシュのおかげもあって、先程のそれとはかなり違うイメージに感じますね。奥にあるフルーツ感やバランスは感じるものの、シェリー樽のそれがそれなりに強く出ていて違う感じになっています。ただ私の好むシェリー系というよりは、ちょっと籠もった感じのある、好みの分かれそうな感じのシェリー感だと思いましたね。

記事の分量の関係上、2本を1つの記事として作成しましたが、比較しているわけではありません。とりあえず入手できた2本を紹介したという感じですね。
また新しい経験を仕入れることが出来たことに感謝を。
では、今回はここまで!

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