このウイスキーを飲む機会をかなり幸運にも得ることが出来ましたので、備忘録も兼ねてレビューしていきたいと思います。
エリクサー・ディスティラーズのリリースしているローズバンク 21年 「ユニティ」は全7作の「ローズバンク ローズコレクション」の第6弾であり、それをウイスクー・イーが輸入してきたものですね。
ローズバンクのウイスキーなんて今の御時世、そもそも市場に出回ってないし、出てたとしてもお気軽に買える価格ではないのが当たり前みたいな認識の閉鎖蒸留所のウイスキーですよね。
バーが購入して売り物として出されているものであれば、かなり迷った上でお財布との相談という形を取ると思いますが(そしておそらく頼まずに眺めるだけになっていたと思います)、今回に関してはテイスティング会の中の一品ということで、そういった躊躇いは無しにして飲むことが出来ました。
公式のテイスティングノートと私的コメントを併記していきます。
(テイスティングコメント)
全7作の「ローズバンク ローズコレクション」の第6弾です。
1990年蒸溜と1991年蒸溜の原酒(バーボン樽75%、マデイラワイン樽25%)を使用した21年熟成で、カスクストレングスでボトリング。日本限定52本。
香り:熟したリンゴ、麦芽糖、ハチミツ、バニラクリーム、ハーブキャンディ。
味:カスタード、リンゴ、サルタナ、ホワイトチョコレート、ナツメグ、ペッパー、リコリス。
(私的コメント)
香り:濃いめのリンゴ、フルーティー、蜂蜜系の甘さ、ちょっと麦感もあり
味:蜂蜜系の甘さ、ちょっとチョコ的な感じも、ハーブ、ちょっと酸系の刺激、キレイなフルーツ
素晴らしいウイスキーでした。複雑な味で、嫌味な感じが全くない感じも良かったです。そして程良い度数もあって加水しての変化も結構楽しめるものでしたよ。
ローズバンクを飲めるなんで思いもしなかったですし、今回かなり貴重な経験値を稼がせていただきましたが、これ後日検索やオークション等調べてみましたが、本当希少な蒸留所のウイスキーなんだと実感させられましたよ。ここまでだと本数的にも値段的にも転売系の人があっさり手に入るものではなかったようですね。
素晴らしい機会に感謝を!そしてその機会を与えてくれた主催側の皆様にも感謝を!
ということで今回はこれで。
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