2024/5/18-19 ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ SMWS テイスティング会 in 愛知県名古屋市BarBARNS(バーバーンズ)さん会場

ウイスキー

2024年5月18日と19日に愛知県名古屋市のBarBARNS(バーバーンズ)さんで行われたザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティさんのテイスティング会に出てきた酒のレビューを記事にしていきたいと思います。
年4回、定期的に開催されているソサエティさんのテイスティング会ですが、会場側の頑張り次第でテイスティング会に出てくる本数が変わるのですが、今回バーンズさんで用意されていたのは12本でした。(あと有料試飲扱いで追加が飲める状況ではありました)
写真は全体と、あとは特徴的なボトルラベルに関しては個別にしてあります。

では、酒自体の簡潔かつ感じた順番でのレビューを掲載していきます。
1. 85.13 テネシーバーボンGD(ジョージディッケル)2016年蒸留、7年、63.0度「Aromatherapy on the range / レンジでアロマセラピー」
香り:レザー、タバコ、ちょっとフローラル、ちょっと甘さ、ちょっとウッディ
味:ハーブ、白檀、甘さ、フルーツ、メンソール、スパイス
個性的な香りしていて、ちょっと人を選ぶ感じでしたね。

2. 2.139 グレンリベット 2006年蒸留、17年、57.5度「Feeling peachy / 桃色気分」
香り:酸味強めのリンゴ、フローラル、ジンジャー、桃、ちょっと白檀、スパイス
味:酸フルーツ、甘さ、うっすらソルティ、全体的にドライな感じ

3. 68.118 ブレアソール 2013年蒸留、10年、61.3度「STR GAZING / STRに注目」

香り:スパイス、フルーツ、シナモン、うっすらレザー
味:スパイス、じんジャー、フルーツ、ちょっとオイリー、全体的に濃い目

4. 39(2024のフェスボトル) リンクウッド、2008年蒸留、15年、58.4度「Cross-Atlantic destinations / 大西洋を横断する目的地」
香り:ハーブ、レザー、フローラル、酸、ちょっと甘さ
味:フローラル、酸、スパイス、ちょっと甘さ、コクっぽさ、ココア

5. 93(2024のフェスボトル)グレンスコシア 2014年蒸留、9年、60.0度「Viking toothpaste / バイキングの歯磨き粉」
香り:オイリー、フローラル、酸、ハーブ
味:ハーブ、肉っぽさ、フローラル、フルーツ、ちょっと甘さ、ちょっとソルティ

6. 41.173 ダルユーイン 2008年蒸留、15年、56.0度「Flamenco floorboard fantasy / フラメンコの床板」
香り:タバコ、レザー、酸、ドライフルーツ、蜂蜜甘さ、スパイス
味:バニラ、タバコ、レザー、紅茶感、蜂蜜系の甘さ、ハーブ

7. 41.170 ダルユーイン 2006年蒸留、17年、58.2度「Pure exuberance / 純粋な高揚感」
香り:トースト、ジンジャー、スパイス、ジャーキー
味:砂糖系の甘さ、クリーミー感、ジンジャー、ちょっとフルーツ、ハーブ

8. 135.56 ロッホローモンド 2007年蒸留、16年、56.3度「Mouth-cooling molasses / クールダウンしてくれるモラセス」
香り:グラッシーというかハーブ?結構変わった感じ、フルーツ、紅茶感、甘さ
味:ハーブティー、フルーツ、蜂蜜甘さ、メンソール、チョコ、スパイス

9. 55.86 ロイヤルブラックラ(バーンズさん21周年記念ボトル)
これに関しては以前記事にしていますのでそちらを参照してください。今でもソサエティさんのサイトで買えたりしますが、会員制であるソサエティさんだからこそ残っているんでしょうね。そうでなければ即売り切れしててもおかしくないはずなので。

10. 9.290 グレングラント 2003年蒸留、20年、53.4度「You beauty / 未来への未知を解き放つ」
香り:ブランデー感、甘さ、ちょっとスパイス、フルーツ
味:桃、ワイン感、ジンジャー、ちょっとタバコ、スパイス、フローラル

11. 16.93 ルーアックモア 2013年蒸留、9年、63.9度「Chewing on a pirate’s wooden leg / 海賊の木製の足をかじる」
香り:スモーク、ピート、オイリー、ウッディ
味:ピート、スモーク、砂糖系の甘さ、メンソール、甘さ

12. 10(2024のフェスボトル)ブナハーブン 2013年蒸留、10年、58.4度「Smugglers’ bacon / 密輸業者のベーコン」
香り:ピーナッツ、スモーク、ハーブ
味:スモーク、フルーツ、ちょっと甘さ、ハーブ、ちょっと肉っぽさ

今回は本数少なめだったと思えてしまうあたり、バーンズさんの時折出てくる頑張りに毒されているのかなぁ?と思いますが、本来だったらこれでも無料分だけでも総量(最大)で120mlなのでそれなりの量なんですよねぇ。強い人でもこの量飲めばアルコールの影響は出るでしょうしね。

ソサエティさんの相変わらずのネーミングセンスと、時折出てくる詩的テイスティングノートを楽しみつつもバランスの良い味のウイスキーを堪能できる楽しい会でした。
ちなみにソサエティさんの会員でなくても参加できる会なので、行ってみたいという方はバーンズさんのHPや店に直接行っての会話で情報集めしてみて参加できるようであれば参加してみると、良い経験を得られると思いますよ。
では今回はここまで!

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