2023年4月29日に愛知県名古屋市のBarThistle(バーシスル)さんに伺った時に提供された酒を記事にしていきます。
まずはトップ画像の「台湾パイナップルサワー」です。
前回これのショートバージョンをいただきましたが、今回はロングバージョンですね。前回のそれにエルダーフラワートニックを加えたバージョンですかね。酸味強めのスッキリサッパリ飲めるカクテルでしたね。
2杯目は「ブルームーン ブルーベリーVer(記事作成時には正式名称未決定でした)」です。
ブルームーンのレシピをアレンジしてブルーベリーにしたものですね。使っているブルーベリーも皮ごと使用しているため、皮の渋みが複雑味に繋がり、かなり美味しいものでしたね。
3杯目はグレンモーレンジのハイボールとちょっと小腹満たすための生ハム&ササミですね。
モーレンジのハイボールですが、リンゴ炭酸ウォーターで作られているいため、モルティな感じに加え、程よいリンゴ感もあって、その変化が結構楽しめましたね。
あと生ハムの方のソースがバルサミコ酢の10年物を使用しているということで、それもまた楽しめるものでしたね。
4本目はラベルが気になった辰巳蒸溜所の犬啼、YES DOG ジン、50度を頼みました。
このジンですが、辰巳蒸溜所のレギュラー商品である犬啼ジンとYASOジンとのコラボ商品だそうです。
香りも味もともかくハーブというかグラッシーというか、ともかく「草!」という極振りな方向性のジンになっていましたね。これは好みがわかれそうなジンでしたね。
5杯目はゆったり飲むということで、モルトマン、ブレンデッドモルト、1992年蒸留、27年、41.8度を頼みました。
さて、まず疑問に思ったことが、なんでブレンデッドで蒸留年が記載されているのか?という疑問ですが、ネット上の情報ですと、
「本ブレンデッドモルトは、使用されたブレンデッドモルトの中身が明らかとなっております。使用された蒸留所は、アベラワー、カリラ、カードゥ、グレンアラヒー、ピティヴィアック、アバフェルディ、トマーティンの計7か所。
いずれも1992年蒸留のシングルヴィンテージによるブレンデッドモルトです。見逃せないのは、使用されている蒸留所がカードゥやアバフェルディといった、シングルモルトとしてのリリースも珍しい蒸留所が含まれていることです。中には、閉鎖蒸留所のピティビアックも含まれています」
とのことで、なんか珍しい構成をしていますね。
テイスティングノートと私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
ミルクチョコレート、次第にドライアプリコット、シロップ漬けの桃、かすかにヨード、ほうじ茶。
口に含むと、調和がとれ、バランスに優れる、シナモンを伴いながら、干したイチジク、ビワ、ドライアプリコット、次第にアーモンド、トフィー、蜂蜜、アモンティヤードシェリー、かすかなスモーキーさが溶け込んでいる。静かながら奥深い。
温かみのある心地よいフィニッシュが長く続く。熟成感とピート・シェリーの溶け込んだアロマが秀逸。
(私的コメント)
香り:バランスの良いシェリー感、酸味フルーツ、甘さもあり
味:フルーティー、ちょっとフローラル感もあり、甘さ、心地よいシェリー感、余韻長め
これ、輸入業者からして複数の会社が絡んでいるという珍しいウイスキーですね。そして美味しかったです。
ここいらで移動の時間を気にする必要が出たので、一旦の締めとしてディスカバリーを頼み、移動することになりました。今回も美味しいカクテル&ジン&ウイスキーをありがとうございました!
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