2023/4/29 愛知県名古屋市 Barfinch(バーフィンチ)さん ウイスキー会 兄弟蒸留所 ロングモーン&ベンリアック蒸溜所の会に参加してきました。

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2023年4月29日に愛知県名古屋市のBarfinch(バーフィンチ)さんが開催したウイスキー会、今回のお題は前回と同様の兄弟蒸溜所ということで、今回はロングモーンとベンリアックのウイスキー7本の飲み比べに参加してきました。この記事ではその7本の簡単かつ端的なレビューをしていきます。

まずは1本目、ウイスキーフープとウイスキーファインドのコラボボトル、ベンリアック、2008年蒸留、11年、56.9度です。
香り:酸、フルーティー、ちょっと甘さ、シェリー感、微妙にスモーク
味:柑橘系フルーツ、ちょっと甘さあり、ちょっと嫌味に感じるシェリー感、余韻はシェリー感とスモーク感でちょっと長め
このウイスキー会はなぜか1本目に素晴らしいと思えるようなものが来ることが多かったのですが、今回はそのジンクスはなかったようです。そしてこれはちょっこ個性的で人を選ぶ感じでしたね。

2本目はハイランダーイン、ロングモーン、1992年蒸留、23年、51.7度です。
香り:フルーティー、ハーブ、酸、ライトシェリー
味:甘いフルーツ、ちょっと酸、ハーブ、樽感、余韻は普通
シェリーホグスヘッドということらしく、バランスの良いシェリー感とロングモーンのバランスの良さが融合した良いウイスキーでした。

3本目は、ベンリアック、オフィシャル、35年、42.5度です。
香り:オールドボトルの様なシェリー感、ダークフルーツ、ちょっと酸
味:心地よいシェリー感、きれいな酸味、余韻短め
オフィシャルボトルゆえに蒸留年不明ですが、結構長熟なウイスキーです。オールドボトル好きなのですが、これを飲んだ時にそれに共通する香りと味だと思いました。私的にはかなり好みでしたね。

4本目はウイスキーフープ、ベンリアック、1997年蒸留、19年、56.0度です。
香り:柑橘系フルーティー、ハーブ
味:ハーブ、柑橘系フルーツ、ジンジャー、余韻長め
バランス良く、フルーティー寄りで美味しかったですね。

5本目はモルツオブスコットランド、ロングモーン、1975年蒸留、40年、46.7度です。
香り:穏やかフルーツ、ハーブ、ちょっとミネラル感
味:甘み酸味のバランスの良いフルーツ、ハーブ、ミネラル、余韻は普通
今回最長熟のウイスキーがここできました。3本目同様、なんかオールドボトルに似た感じだなと思ったウイスキーでした。そしてバーボン樽のはずなのになんか程よいシェリー感もあるように感じたのは気の所為ですかね?

6本目はロングモーン、オフィシャル、18年、48度、ダブルカスクマチュアードです。
香り:フルーティー、甘さ
味:甘さ強めのフルーティー、酸味、余韻は普通
ロングモーンのオフィシャルがここできました。バランスの良さが心地よい感じでした。

7本目、ウイスキーフープ、ロングモーン、1990年蒸留、26年、55.7度です。
香り:華やか、フルーティー、ちょっとスパイシー
味:華やか&甘さありのフルーティー、酸、余韻長め
これは結構バランスの良いロングモーンでしたね。そして美味しかったです。

今回もまた、参加費以上のウイスキーを飲むことが出来たし、かなり良い経験もさせてもらえた会でしたね。
こういった貴重な会を開催してくれたfinchさんありがとうございました!

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