2023/9/24 SMWS(ザ・スコッチモルト・ウイスキー・ソサエティ)ギャザリング in 名古屋BarBARNS バーバーンズさん会場のレビューです

ウイスキー

2023年9月24日に愛知県名古屋市のBarBARNS(バーバーンズ)さんにて行われた、SMWS、ザ・スコッチモルト・ウイスキー・ソサエティさんのウイスキーと、バーンズのスタッフの方々が実際ペアリングして美味しかったという食べ物の組み合わせを楽しもうという会が開催されました。
基本的にはギャザリングは本部及び支部のスタッフが、この時のために選定したボトルを他の地域でも飲んで楽しもうというのが基本らしいです。(基本的にはその国でしか購入できないので、けっこう貴重な機会でもありますね)
ちなみに名古屋会場では、それに加えて食べ物とのペアリングという主題で楽しませてくれましたが、同時開催された他の地域の会場ではまた別の趣旨というか主題にて開催されているようです。

名古屋会場では、ウイスキーの飲み方(ストレート、加水、ソーダ割り等)、それに合わせた食べ物を全てのウイスキーにそれぞれ用意しており、参加者に味わってもらうというスタイルであり、サブタイトルも「ウイスキー愛好家のための究極の味覚冒険」とかなり期待させるものでした。
名古屋会場では全部で12本、それに合わせた食べ物が12種類かと思えば、1本だけ複数種類食べ物がありました。
では、1本ずつウイスキーと食べ物を紹介していきますが、ウイスキーの方は公式のテイスティングノートは記載せず、公式テイスティングノートの中から端的に私が感じたものを単語的に記載し、食べ物と合わせた時の感じを追記していくという感じで列挙していきます。(そうしないと長文必至になりそうなので)

1. 5.125 オーヘントッシャン 2003年蒸留、20年、56.1度「If I were a lady and you were a carpenter / 私が女性で、あなたが大工だったら」
香り:ウッディ、バニラ、チョコレート、甘い香り
味:甘い系のブランデー感、蜂蜜系の甘さ、ウッディ、グラッシー、麦、アイス
ペアリング:東京ミルクチーズ工場のソルト&カマンベールクッキーにストレートを合わせる
クッキーの持つソルティさと甘さが融合し、かつチーズのコクかな?それがうまい具合に合わさっていて美味しかった。

2. 12.71 ベンリアック 2008年蒸留、12年、58.4度「A cure for curiosity / 興味深い一杯」
香り:広葉樹、ストロベリージャム、ミント、レザー
味:クリーミー、スパイシー、ハーブ、味噌っぽさ
ペアリング:ブリアサヴァランアフィネ&苺ジャムにストレートを合わせる
ウイスキー側の苺感とジャムが見事に融合し、かつチーズのコクもウイスキーのそれに合わさってともかく特徴の加算でした。

3. 35.335 グレンマレイ 2012年蒸留、10年、60.7度「Sunshine in a glass / グラスの中の陽だまり」
香り:メロン、ライム、蜂蜜、ジンジャーブレッド
味:れんげ、レモネード、バニラ、ダークハニー、オレンジスライス、ジャム
ペアリング:ルタオ レアチョコレートメロンとストレートを合わせる
メロンとチョコ要素の融合と、チョコのおかげでウイスキーの酸味がちょっと収まりバランスの良さになって美味しかったです。

4. 72.115 ミルトンダフ 2014年蒸留、8年、62.3度「Share some sunshine / 日差しを分け合う」
香り:パイナップル、メロン、フルーティー、ジンジャー、ビター、オレンジ
味:パイナップル、バナナ、砂糖、スパイス
ペアリング:ルタオ レアチョコレートナイアガラとトワイスアップを合わせる
さわやかさと酸味と甘さの加算による美味しさでしたね。

5. 64.144 マノックモア 2011年蒸留、11年、59.6度「Orchards Ahoy! / オーチャード・アホイ!」(UKギャザリングボトル)
香り:レモン、オリーブ、オレンジ、ソルティ
味:フルーティー、リンゴ、メロン、ソルティ
ペアリング:ブルシックTOKOROシフォン瀬戸内レモンとトワイスアップを合わせる
レモン感の加算があるもシフォンケーキのふんわり感もあってやさしい感じで美味しかったです。

6. 94.43 フェッターケアン 2011年蒸留、12年、60.9度「Soiree with Creme Bruiee / クレーム・ブリュレと過ごす夕べ」(オーストラリアギャザリングボトル)
香り:砂糖系の甘さ、パイナップル、オリーブ
味:フローラル、フルーツ、砂糖
ペアリング:ブルシックプリーヌ(なめらかプリン?)にストレートを混ぜて食べる
プリンの甘さにウイスキーの複雑な要素が加わり、結構複雑なカラメル感を出していて美味しかったですね。

7. 10.229 ブナハーブン 2008年蒸留、12年、61.6度「Mexican mixed pebbles / メキシコの小石」
香り:スモーク、ソルティ、フルーツ、チョコレート
味:クリーミー、砂糖、紅茶感、ソルティ、ライム
ペアリング:煮帆立にトワイスアップかちょっと加水、でも濃い目を合わせる
ソルティさが帆立にうまく合い、かつクリーミー、ピートもアクセントになってバランスの良い味になっていて美味しかったですよ。

8. 149.7 アードナムルッカン(ピーテッド) 2015年蒸留、7年、61.7度「A coal scuttle of jam and treacle / ジャムとトリークルが入った石炭缶」
香り:シェリー感、スモーク、ピート、砂糖系の甘さ、フルーツハーブ
味:スモーク、ピート、ハーブ、ジンジャー、フローラル、レモン、
ペアリング:ヘンジンモッコのたまとろササミとトワイスアップを合わせる
柔らかいサラミがウイスキーの方の刺激的な味を和らげると共に複雑味が増して良い味になっていました。・

9. 55.86 バーンズ21周年のロイヤルブラックラ(これに関しては別記事にしていますのでウイスキー自体の詳細はそちらをご覧ください)
これに関してはペアリングが4つだったので、それぞれ記載していきます。
たねやのどら焼きとトワイスアップを合わせる。
和菓子のはずがウイスキーの味を合わさって、なんか洋菓子っぽさを感じる。甘さひかえめになり、複雑味が増して美味しかったです。
7プレミアムの濃厚コンソメポテトチップスとちょっと濃い目のソーダ割りを合わせる
ウイスキーの方にもちょっとコンソメ感があるので、それと融合して、かつ複雑味が増して結構な美味しさでした。
ナカシマファームのブラウンチーズとストレートを合わせる
甘さのない柔らかいキャラメルのようなチーズにウイスキーの複雑味と甘さとコクが合わさり。結構良い感じでしたね。
末広まんじゅうとストレートを合わせる
どら焼きの時と同様であんこの甘さが控えめになり、かつ複雑味が増し美味しかったですね。

10. 55.84 ロイヤルブラックラ 2009年蒸留、13年、58.0度「お召列車のデザート」
香り:フルーティー、砂糖系の甘さ、シェリー感
味:ビターチョコレート、フルーツ、ちょっと苦味、レモン
こちら日本支部がギャザリングのために選びぬいた1本だそうで、なかなか面白く美味しかったですね。しかし、バーンズさんの21周年記念ボトルと同じ蒸留所になったのは意図されたものなのか、単なる偶然なのか運営側に聞いてみたい所でしたねー。
ペアリング:ブルシックTOKOROシフォンショコラとストレートを合わせる
互いの味を引き出し絡み合い、でも一切の邪魔をしない感じでかなり美味しかったです。

11. 10.250 ブナハーブン 2013年、9年、58.5度「peat lover’s night / ピートラバーズナイト」(デンマークギャザリングボトル)
香り:ピート、スモーク、シェリー感
味:ピート、スモーク、うっすら甘さ、ナッツ
ペアリング:ラ・ファミーユの濃厚塩チョコレートケーキにちょっと濃い目の水割りを合わせる
ピートと甘みの共演ですね。濃厚な甘みにウイスキーの複雑さがうまく合わさり、かなり複雑な感じになって良かったです。

12. 53.456 カリラ 2013年蒸留、9年、57.9度「Pouding Chomeur at the Shark / シャックのプディン・ショマー」(カナダギャザリングボトル)
香り:スモーク、ピート、ベーコン、甘さ、スパイス
味:スモーク、ピート、バニラ、スパイス
ペアリング:プルシック珈琲ジュレプリンにストレートを少量入れて食べる
珈琲部分に対しては程よい刺激になり、プリン部分になると複雑味が混ざり結構な美味しさになって美味しかったですよ。(写真は光量足らずでほとんど黒寄りの写真になってしまっていますが、上半分が珈琲ジュレで下半分がプリンになっています)

この他にも記事にはしていませんが、更に追加で2品ほどペアリングしたウイスキーと食べ物が出てきたりとか、ジャンケン大会(プレゼント有り)があったりとか、シークレットボトルの蒸留所当てなゲーム要素があったりとかで、色々楽しめる会になっていましたね。味わう以外にも結構楽しい状況があったおかげで、テイスティング会の時とは違った楽しみのある会として楽しい時間を過ごすことが出来ましたね。

この会というかギャザリングですが、ネットで見てみると毎年開催しているのかな?みたいな感じなので、来年機会があって参加できるようなら、また参加してみようと思います。SMWSの会員でなくても参加できるので、皆様も参加できるようであれば参加してみるといいかもですね。ウイスキーのテイスティング会とはまた違っていつつも、別の意味で楽しい時間を過ごせますよ。
では、今回の記事はここまで!(・・・結局写真の数が半端なく多かったので、長文みたくなってしまったのはご勘弁ください)

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