SMWS(ザ・スコッチモルト・ウイスキー・ソサエティ)55.86 愛知県名古屋市 BarBARNS(バーバーンズ)さん21周年記念コラボボトル ロイヤルブラックラ 2009年蒸留、13年、57.4度のレビューです

ウイスキー

この記事では、2023年8月25日にリリースされた、愛知県名古屋市にある全国的に有名なBarBARNS(バーバーンズ)さんの21周年記念のコラボウイスキーである55.86、ロイヤルブラックラ、2009年蒸留、13年、57.4度のレビューをしていきます。

写真はリリースのちょっと前に同店で開催されたテイスティング会で撮影したものです。
その時に1回飲んでいたんですが、今回の記事はそれ以降に改めて購入し、開封をした後、少々の間放置した上で飲んでみてどう感じたかを記事にしています。

まずこのウイスキーのオフィシャルの紹介文を抜粋していきたいと思います。
(テイスティングノート)
タイトル: Old-fashioned tomato jam / ランシオ、どら焼き、オールドファッションド
香り:ランシオ、チャツネ、カシスリキュール、スイートベルモット、カリン酒、カステラの茶色のところ(加水後:シナモン、BBQソース、煮詰めた高糖度トマト、ブラウンチーズ)
味:チャツネ、飴色に炒めた玉ねぎ、小倉あん、どら焼き、プルーン、ドライデーツ、かりんとう、バナナチップス(加水後:微糖の紅茶、サルサソース、微かにコンソメ、黒豆の煮汁)
アフター:オールドファッションド、小倉あん、焼リンゴの皮、シナモンシュガー、黒飴、かりんとう、アップルティー(加水後:アップルティー、リンゴのコンポート、野菜ブイヨン、微かに栗の渋皮煮)
(私的コメント)
香り:フルーティー寄りのランシオ香、砂糖系の甘さ、酸、ちょっとハーブ
味:ハーブ、砂糖系の甘さ、フルーティー、ブランデーに似た濃さ、余韻が紅茶っぽさ、コクっぽさも感じる

色からしてかなり濃い目で、ペドロヒネメス樽でのフィニッシュの影響大ですね。そのおかげでもあるんでしょうが、ただこのウイスキーの場合はちょっと変化の方向が違っており、シェリー香というよりはブランデーにありがちなランシオ香の方向へ変化していましたね。それに元の酒質がうまくマッチして、かなりバランスの良い、かつ特徴的なウイスキーになっていましたね。

タイトルからテイスティングノートまでわかりやすいものでありつつも、かなりわかりやすい表現をしていますね。
加えてラベルのイラストも名古屋城、金の鯱、どら焼き、プラネタリウム、テレビ塔など名古屋をイメージさせるようなものと和の物などが配置されており、名古屋をイメージさせるものでしたね。

さて、オフィシャルの紹介ページには、さらに追加でこれを選んだバーンズの平井さんのコメントがあり、
「ストレートはもちろんの事、加水やロック、水割り、ソーダ割りにしていただいても面白く楽しめる味わいとなっております。是非、テイスティングコメントを基に、食材やお菓子、お料理等とペアリングしていただくと、よりこのウイスキーをお楽しみいただけるかと思います」
とあります。
ここいらはバーに飲みに行ってもらい、このウイスキーを飲みつつ聞き出してみてください。会話のきっかけになると思います。まぁテイスティングノートにも単語自体はあるんですがね。

本来であれば20周年ボトルとしてリリースする予定だったとか去年あたりに話で聞いていたのですが、いろいろないきさつもあったようで、結果としては21周年記念ボトルとしてリリースされたものであり、この記事作成時点(2023/9/3)ではまだソサエティのサイトで会員は購入することが可能でしたので、興味を持たれた方や、実際店舗で飲んでみて購入してみようという方は是非購入してみてはいかがでしょうか。

私としては、是非お店に行って飲みつつ話に花を咲かせるような楽しい時間を過ごしていただきたいと思います!
では、今回はここまで!

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