2023/3/18 愛知県刈谷市 Taro’sBar(タローズバー)さん 訪問記 ジュラ・オーバン・ブルックラディ・スプリングバンクのハンドフィルのレビューもあり

BAR

2023年3月18日、愛知県刈谷市のTaro’sBarさんに伺いました。メインの目的は、このバーのマスターがつい最近スコットランドツアーに行っており、その時に購入してきたハンドフィルのウイスキーを飲むことですね。
ハンドフィルとは蒸留所に直接行った人だけが購入できる、その時の蒸留所のハウススタイルを反映している美味しいカスクウイスキーの樽から直接瓶詰をして「自分だけのウイスキーを買って帰る」という経験が出来る貴重な体験をした証ですね。今回の場合はお店で提供するウイスキーという意味で購入されているものなので、ツアー終了後に来店した客に提供されていましたね。

いきなりウイスキーはちょっとだったので、まずはトップ画像のカクテル、旬の苺を使ったレオナルドですね。やはりこの手のウイスキーは飲み始めには良く美味しいカクテルでしたね。

2杯目からは目的物へと行きました。まずはジュラのハンドフィル、2009年蒸留、11年、56.8度、ワインカスクですね。マスターによればこれはアードナホーで購入したものだそうです。
流通しているものではないので、当然ながらテイスティングノートはありません。私的コメントのみの記載してきまっす。
香り:柔らかい酸系フルーツ、フローラル、ちょっと甘い、うっすらハーブ感もあり
味:酸、フローラル、ちょっとフルーティ
ワインカスクの影響がかなり綺麗に出ているウイスキーに仕上がっていましたね。おまけに加水すると更に柔らかくなり、穏やかに飲み疲れないウイスキーでしたね。

3杯目はオーバンのハンドフィル、11年、53.8度です。こちらは蒸留年の表記はありませんでした。
香り:濃いめのフルーツ感、ちょっとモルティ、ちょっとフローラル、ちょっと蜂蜜系の甘さもあり
味:酸、フルーツ、ちょっと蜂蜜系の甘さ
こちらも系統的には2杯目と似た方向でしたが、美味しかったですね。加水によって甘さが良くなり、さらに余韻も長くなりましたね。

4杯目は、スプリングバンクのハンドフィル、57.6度ですね。ハンドフィルとしてスプリングバンクは2本ありましたが、まずは廉価なこちらを飲んでみました。
香り:綺麗なライトシェリー感、ハーブ感、ほんのり甘さもあり
味:綺麗なライトシェリー、ハーブ、フローラル、ちょっとコクのある甘さ
良い感じのライトシェリー系のウイスキーでしたね。加水でシェリー感の広がりが増し、綺麗に味わえる良いウイスキーでしたね。

5杯目はブルックラディのハンドフィル、2012年蒸留、10年、63.7度です。
香り:ウッディさあり、ハーブ、ミント感もあり、シェリー感がある
味:ウッディ、シェリー系の甘さ、酸、ちょっとハーブ感
写真の通り、2ndfillのバージンオークとのことですが、シェリー感がばっちり感じるんですよね、これ。度数があるので加水したくなりますが、加水するとシェリー系の影響のせいか苦味が出てきますので、そのまま飲むの推奨だそうです。
以前に別のハンドフィルを飲んだことがあるのですが、これはそれとは違っている感じだったですね。ただ共通で言えるのが、ブルックラディのオフィシャルの傾向とは違っている感じはしますね。そしてこれはこれで美味しかったですね。

ここいらで時間の問題がとなったので、今回はこれで終了となりました。
しかしながら、ハンドフィルのボトルは結構な本数があり、全制覇をしようと思っているので、また機会があれば伺おうと思っています。
美味しいお酒をありがとうございました!

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