今回はウイスク・イーさんの新シリーズ?になるのかな?というカレドニアクエストシリーズの第2弾である、グレンダラン、2011年蒸留、12年、55.6度のレビューをしていこうと思います。
まずはラベルとシリーズの説明を行います。
ネットの情報を抜粋すると、
「Caledonia Quest(カレドニアクエスト)はウイスキーの樽種によって分類し、それぞれに個性的なモンスターをラベルに配した大人の少年心をくすぐる新シリーズです。ラベルの右下にはそのウイスキーの味わいの特徴をレーダーチャートで表現し、モンスターカードを集めて対戦ゲームを楽しむような遊び心を取り入れています。
ぜひ個性豊かなウイスキーと様々なモンスターのコレクションをお楽しみください。」
とのことで、いつもだとコンセプトだけで終わる説明がゲーム性っぽいのも加えて説明することになりますね。
写真では緑ベースに鮮やかな緑の飾り罫ですが、実際は蛍光の緑色です。そして絵柄はどことなくカードゲームっぽさを感じさせるものですね。モンスターカードかな?と初めてみた時は思いましたね。
そして右下にあるチャートですが、これもゲーム性を感じさせますが、デタラメではなく、意味があるようですね。
情報の抜粋をすると、
「HP:味わいが重いか軽いか(重い→HP高/軽い→HP低)
MP:味わいがフルーティかモルティか(フルーティ→MP高/モルティ→MP低)
PW(力 / Power / Peat):ピートのレベル(スモーキー→PW値 高/ノンピート→PW値 低)
AP(魅力 / Appearance):洗練されているか粗野か(クリーン→AP値 高/荒々しい→AP値 低)
KW(知力 / Knowledge):甘いかドライか(甘い→KW値 高/ドライ→KW値 低)
※各チャートの値はあくまで目安として、ご参考にしてください。」
だそうで、味の方向性をチャート化してるようですね。
だとすると、このボトルは味わいちょっと軽め、フルーティー寄り、ノンピート、クリーン、ほどほど甘めということなのでしょうね。
そして私のブログを見ている人はわかるでしょうが、グレンダランは私の一番好きな蒸留所であり、一番本数を所持しているウイスキーといえますね。ただし、この蒸留所のシングルカスクはリリース自体が少ないのが難点で、チェックしていても数ヶ月に1本出れば多いと言えるくらいには少ないんですよね。
では、味の方のレビューをしようかと思います。
ネット上のテイスティングノートと私的コメントの併記をしていきます。
(テイスティングノート)
色はストロー。グラスに注ぐと小玉のリンゴや乾燥させたパイナップルの芯、麦がゆ、ほのかに土のようなニュアンスも感じられ、ゆっくりとバニラ、スパイスへと変化して行きます。
口に含むと温かみが感じられ、金平糖のような混ざり気のない甘味に続いて、歯ごたえの良い青リンゴや甘酸っぱいアプリコットが姿を現します。
柔らかな甘味がフィニッシュまで続き、淡雪のようにすうっと溶けて行きます。
グレンダランの無垢でエレガントな甘い味わいが広がるシングルカスクです。
(私的コメント)
香り:酸味を感じるフルーツ、麦、ちょっと甘さ、うっすらスパイス
味:砂糖系の甘さ、酸、フルーティー、うっすらスパイス
久々に現行のグレンダランを飲みましたね。そしてその美味しさを改めて実感しましたね。ただスペイサイド系にありがちな傾向の組み合わせとも言える感じとも言えるので、一般的に珍しい感じではないですね。でもバランス良く美味しいウイスキーですよ。ピート系しか飲まないとか言うのでなければ美味しく飲めると思いますね。
グレンダランという、好きな人が速攻で買う感じの蒸留所なので、まだ市場には残っている可能性はありますかね。(2024年4月の記事掲載時点)ジャケ買いで買ってもいい感じのウイスキーじゃないかなーと思いますね。
久々のテイスティング会経由の購入じゃない、蒸留所買いしたウイスキーですが、かなり良い感じで当たりでしたね。値段もまぁ年数にしては許せそうな範囲でしたし。
ウイスク・イーさん、良いウイスキーのリリースをありがとうございました!
今回の記事はここまで!
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