新潟亀田蒸留所 ニューポット 新潟の麦&英国ピート2種の一般人的レビュー

ウイスキー

某酒系Youtuberの生放送で出てきた画像の新潟亀田蒸留所のニューポットを見ていて、さらにその人のコメントを聞いて気になり、思い立ったらということで即日ネット通販にて購入しましたので、レビューしてきたいと思います。
まず新潟亀田蒸留所と聞き慣れない蒸留所名ですが、元々新潟の印鑑業界でトップシェアを誇っていた「はんの大谷」という会社が現状のデジタルはんこや脱ハンコの流れを受けて新事業として展開したのがウイスキー作りというのがこの蒸留所の始まりのようですね。
まずは英国から麦を輸入、設備もスコットランドから購入、樽もいろいろ購入しているようです。
これだけだったら新興の蒸留所と同様かなと思いきや、ニューポットのラインナップを見ると新潟の麦を使用しているものが販売されていたので、日本の蒸留所として地元産のものも作っているということですかね。おまけに気が早く既にカスクオーナー募集をして、ネット情報を見る限り定員には達しているようですね。
ニューポットとしては3種類販売されています(この記事を書いている時点では販売していました)が、私が気になったのは、新潟県産の麦を使用したノンピートと、英国産のピートの2種類だったので、2本購入しました。ちなみに2本ともアルコール度数60度ということで、結構キツイものがあります。
それでは私的コメントを。
・新潟産ノンピート
香り:モルティな麦焼酎っぽい感じ、ほんのりフルーティーさも感じる、ほんのり甘さもある?
味:綺麗な甘みを感じる、結構強めのアルコールの刺激、微妙に塩っぽい
・英国産ピート
香り:麦焼酎感もあるが、それよりもピート感の方が強い、奥にかすかな甘さもある?
味:強いアルコールの刺激は同様だが、結構綺麗なピート感がある、奥に主張しない程度の甘さも感じる
過去数回ニューポットを飲む機会があり、大体まず鼻に来る麦焼酎感が「あぁ、またこの感じか・・・」みたいな感じで細かく味を探るなんてことをしませんでしたが、改めてというか記事にするために細かく味を探ってみると結構複雑ですね。というか麦からの成分が出ているのがニューポットである以上、樽の影響からくる部分以外のものは現時点でも存在するということで、これらを味わった上でカスクオーナーとして購入したり、今後出るウイスキーを購入するということを考える訳ですから、この時点でも結構良い感じのするこれを味わった以上、今後この蒸留所の情報を気にしておこうという感じになりましたね。
ただまぁ、まだまだ出来たばかりの蒸留所ですので、新潟という土地の気候がどういう影響を及ぼすのかとか、使用された樽の種類次第でどう熟成していくのかというこれからわかる要素があるし、蒸留所のスタッフもこれから蓄積していく経験でしょうから、一般人に毛が生えた程度の素人である私にしても、このニューポットだけでどうのこうの語るものではありませんよね。

ブログ記事のコメントの参考になるかな、とこのニューポットをよく行くバーのバーテンダー3人の試飲してもらいましたが、概ね好評な感じでしたし、1人に関しては後でこのニューポットを購入しようとも言っておりました。
では、今回はこれまで!期待できそうなウイスキーの始まりを経験させていただきありがとうございました!

コメント