2022年12月30日、年末挨拶まわり、この日2軒目として愛知県名古屋市のBarfinch(バーフィンチ)さんに伺いました。
まずは夕食の感じを消すために、トップ画像のモーレンジのハイボールを頼みました。
やはりここいらのウイスキーだとバランス良くてゴクゴクいけましたね。
2杯目はアラン、プレミアムカスク、13年、2007年蒸留、55.3度ですね。
テイスティングノートと私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
香り:バニラ、キャラメル、アプリコット、トーストしたオーク、ローストクルミ
味:アプリコット、プラムジャム、バニラクリーム、白コショウ、オレンジピール、カカオ
(私的コメント)
香り:穏やかなフルーティーさ、程良い酸味、バニラ系の甘さ、ちょっとウッディ
味:バニラ系の甘さ、程良い酸味系フルーツ感、良バランス系
さすがのバランス感ですね。このボトルになってからアランの、それもボトラーズのそれを飲むのは初めてですが、以前からのバランスの良さは健在ですね。これという特徴はあんまり感じませんでしたが、万人受けしそうな良さがありましたね。
3杯目は「フルーツ爆弾系」という注文に対し、マスターが出してきたのがこれです。
OMC、アバフェルディ、1978年蒸留、20年、50度です。
テイスティングノートっぽいのが見つからなかったので私的コメントのみです。
香り:バリバリのフルーツ感、ちょっとフローラルも感じる
味:フルーツ感満載、程良い酸味、かなり華やか、ちょっとフローラルっぽくも感じる
注文通りですね。そして年末にふさわしく、それなりに古い蒸留年のものが出てきました。フルーツ以外の要素があまり感じられなかったので全体的な複雑味はあまりですが、ともかくフルーティで美味しいという感想でしたね。
4杯目は「90年代ボウモアで柑橘感じるもの」という注文から出てきたものです。
BBR、ボウモア、1994年蒸留、16年、53.6度です。
私的コメントのみです。
香り:ピート&スモークもあるのですが、ともかく柑橘系、特にレモンを感じる、フルーティー、
味:ピート&スモーク、柑橘系、フルーティー、ちょっとハーブ感もあり、ちょっと甘い感じもあり
前にバーンズさんのボウモアを記事にしていますが、比較対象として、そして経験値として90年代のボウモアを試してみたいという考えからのオーダーでしたね。そして飲み始めの感じは同様、時間経過でちょっと違う方向へ移行していきました。こういうのが面白いんですよね、ウイスキーは。
ここいらで電車の時間が気になる頃合いになったので、一旦締めのディスカバリーを飲んで次の店に行くことになりました。
美味しいウイスキーをありがとうございました!
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