2024/8/17-18-24-25 SMWS ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティさんテイスティング会 in 愛知県名古屋市 BarBARNS(バーバーンズ)さん会場

ウイスキー

2024年8月17日と18日と24日と25日に愛知県名古屋市のBarBARNS(バーバーンズ)さんで開催されたSMWS、ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティさんのテイスティング会が開催され、それに参加してきましたので、その時に飲むことの出来た酒を記事にしていきます。
ちなみに、いつもであれば2日4部制で行われている会ですが、バーンズさん側の事情により4日に分割されての開催となっています。
写真は全部と、特徴的なラベルのものを一気に列挙してあります。
今回は合計21本をテイスティングできたのですが、うちの3本は前回のテイスティング会でも出てきたものでしたので、今回は18本のコメントのみを記載していきます。
更に今回は2024年のフェスボトルが数本ありますが、それらを、それも複数本飲むことが出来る機会はあまり無いので、そういった意味では貴重な会でしたね。

では、私がテイスティングして感じた味を順番を端的にコメントしていきます。

1. コード無し、2011年蒸留、11年、50.0度「shimmering silk / きらめくシルク」

香り:フローラル、砂糖系の甘さ、濃いフルーツ
味:濃いフルーツ、フローラル、甘さ、濃い紅茶、チョコ
いきなりコード無しというのが?なんですが、どうもコメントを見るとダンヴィルズ・アイリッシュ・ウイスキーがSMWSのために特別に作ってくれたとのことで、コード分類できないということでしょうかね?

2. 5(2024フェスボトル)、オーヘントッシャン、2003年蒸留、20年、54.0度「Philosophers’ stone / 賢者の石」
香り:フルーツ、酸、ちょっとソルティ、濃い甘さ
味:トロピカルフルーツ、酸、レモン、ちょっと紅茶、ちょっとハーブ

3. 55.94、ブラックラ、2014年蒸留、9年、57.8度「Dovetailed marshmallows / ダブテール・マシュマロ」
香り:ちょっとウッディ、フローラル、ちょっと甘さ
味:レモン、砂糖系の甘さ、コク、オイリー、酸

4. 26.221、クライヌリッシュ、2014年蒸留、9年、63.1度「Entranced and enchanted / 魅惑され、魅了される」
香り:フローラル、ソルティ、爽やかフルーツ、バニラ甘さ
味:バニラ甘さ、ソルティ、レモン、紅茶、うっすら樽感

5. 6.73、マクダフ、2006年蒸留、17年、54.8度「Big Stave / 大きな樽」
香り:ちょっとウッディ、グラッシー、柔らかフルーツ、バニラ甘さ
味:酸、オイリー、クリーミー、タンニン、スパイス、ちょっと辛み

6. 55(2024フェスボトル)、ブラックラ、2015年蒸留、8年、58.2度「Rhunbarb and fig crumble / ルバーブとフィグクランブル」

香り:フルーツ、ちょっと甘さ、ちょっとフローラル
味:フローラル、ハーブ、フルーツ、スパイス、紅茶、ちょっと甘さ

7.  95.94、オスロスク、2012年蒸留、10年、60.5度「’Tis the reason to be jolly … / これが喜ぶべき理由だ」
香り:バター、甘さ、ジンジャー、ウッディ
味:ソルティ、甘さ、シナモン、ちょっとウッディ、スパイス、酸、辛み

8. 73.160、オルトモア、2011年蒸留、12年、58.8度「A cherry good time / 素晴らしいひと時」
香り:レザー、フルーツ、甘さ、スパイス
味:チョコ、甘さ、スパイス

9. コード無しブレンデッド(2024フェスボトル)、1992年蒸留、30年、58.8度「The writing bureau / ライティング・ビューロー」
香り:レザー、ウッディ、酸、フルーツ、ちょっとスパイス
味:酸、フローラル、フルーツ、スパイス

10. 60.35、アバフェルディ、2013年蒸留、10年、57.6度「Bienvenue à la pâtisserie / ようこそパティスリーへ」
香り:フルーツ、甘さ、酸、ナッツ
味:あたたかフルーツ、コク、スパイス、酸、甘さ

11. 12(2024フェスボトル)、ベンリアック、2013年蒸留、10年、58.4度「Hertage puddings follow breakfast / 伝統的なプリンは朝食の後に続く」
香り:麦、酸、フルーツ、甘さ
味:シナモン、フルーツ、酸、ハーブ、甘さ

12. 85(2024フェスボトル)、グレンエルギン、2007年蒸留、15年、57.5度「Freeform Jazz / フリーフォーム・ジャズ」
香り:フルーツ、ウッディ、ちょっと酸、ハーブ
味:ジンジャー、フルーツ、コーヒー、ちょっとウッディ、ハーブ

13. 39(2024フェスボトル)
(前回あった物のため今回掲載無し)

14. 44.182、クレイゲラヒ、2006年蒸留、17年、58.2度「Fit for an emperor / 皇帝に相応しい」
香り:胡椒、ローストした感じ、タンニン、レザー、フルーツ
味:濃いフルーツ、酸、ちょっと甘さ、コク、スパイス、タンニン

15. 48(2024フェスボトル)、バルメニャック、2008年蒸留、14年、49.8度「Tawny garibaldi / 茶色のガリバルディ」
香り:グラッシー、フルーツ、ワイン感、ハーブ、ちょっと甘さ
味:チョコ、フルーツ、甘さ、シェリー感、ちょっとウッディ

16. 4(2024フェスボトル)、ハイランドパーク、2003年蒸留、20年、54.7度
香り:ソルティ、オイリー、ちょっとフルーツ
味:ソルティ、レモン、ちょっと甘さ、ちょっとスパイス

17. 93(2024フェスボトル)
(前回あった物のため今回掲載無し)

18. 149(2024フェスボトル)、アードナムルッカン、2015年蒸留、8年、62.4度「Furtive gherkin / ひそかなきゅうり」
香り:スモーク、ソルティ、オイリー、ちょっと酸
味:スモーク、酸、ちょっとフローラル、コク、ソルティ、グラッシー

19. 78.79、ベンネヴィス、2014年蒸留、9年、59.1度「Buttered peanut shells / ピーナッツの殻にバターを塗る」
香り:バター、スモーク、ナッツ、酸、ちょっとフルーツ
味:スモーク、酸、バター、ナッツ、ちょっとフルーツ

20. 10(2024フェスボトル)
(前回あった物のため今回掲載無し)

21. 29(2024フェスボトル)、ラフロイグ、1998年蒸留、25年、56.3度「Sm’oaki / スモーク・オーク」
香り:タバコ、スモーク、ナッツ、ソルティ
味:ソルティ、スモーク、酸、スパイス、うっすら薬品っぽさ?

今回は複数のフェスボトルが飲める貴重な会と前回聴いていたのですが、思った以上に本数多かったですね。普通だとその国以外では買えないはずなので、こういった機会はかなりありがたかったです。
他の地域の会場ではどうか知りませんが、バーンズさんの頑張りのおかげで、ここまで飲めるのは非常にありがたく、毎回のことながら感謝しかありませんね。
ソサエティ自体は会員制のため、購入は会員でないと出来ませんが、こういったテイスティング会に関しては会員でなくとも参加可能なので、機会があれば参加してみてもいいかもしれませんね。
では、今回はここまで!

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