2024/7/6-7 嘉之助蒸留所さんテイスティング会に参加してきました。in 愛知県名古屋市 BarBARNS(バーバーンズ)さん会場

ウイスキー

2024年7月6日と7日に愛知県名古屋市のBarBARNS(バーバーンズ)さんを会場にして、鹿児島の嘉之助蒸留所さんのテイスティング会が開催されました。それに参加してきましたので、その時の酒を記事にしていきます。

嘉之助蒸留所の人が2人来ており、まずセミナーが行なわれました。嘉之助蒸留所の親会社である小正醸造さんからの蒸留所の成り立ちや、鹿児島という土地柄ゆえのエンジェルシェアの多さや、逆にそれのおかげで短期に結果を出せる利点とか、熟成庫を複数持ち、目指す方向によって使い分けることとかを話していました。
そして嘉之助蒸留所の基本ともいえるオフィシャルもの、日置ポットスチルのもの、それら2つのブレンデッドモルトの3種を一緒に飲みながら解説をしていました。
その後、今回のテイスティング会のために用意された22種類のウイスキー(うち4種は小正醸造の米焼酎、さらにその中の3種は嘉之助の樽を使用したカスクフィニッシュ)のテイスティング会となり、スタッフさんと会話を楽しみつつ、楽しい時間を過ごしました。

いつもでしたら各ウイスキーの簡単なレビューを列記していくんですが、今回のテイスティング会は基本嘉之助蒸留所のウイスキーであり、それぞれ違いはあったのですが、記事として書いたとしても感じた順番の違い位程度が多かったのと、さすがに樽違いとなるとレビューの内容自体が変わっていますが、その方向性の本数が多かったわけでもないので、今回の記事では出てきたものをリスト化して記載するだけにして、その中でも特徴的だとか、コメントしたいと思ったものだけ追加コメントを加えていくことにします。

1.シングルモルト嘉之助、3~4年、48度
 オフィシャルですので、基本的な要素を知る意味でも、まず飲むべきものでした。
2.嘉之助 HIOKI POT STILL、3年、51度
3.嘉之助 DOUBLE DISTILLERY、3~4年、53度
4.シングルモルト嘉之助2021 FIRST DISTILLERY、3年、58度
5.シングルモルト嘉之助2021 SECOND EDITION、3年、57度
6.シングルモルト嘉之助2022 LIMITED EDITION、3年、59度
 シェリー樽も絡んでいるので、結構変わった感じがしました。
7.シングルモルト嘉之助2022 Aritist Edition #001、3年、50度
8.シングルモルト嘉之助2022 Aritist Edition #002、3年、50度
 こちらもシェリー樽絡みなので、方向性は変わっていましたが、原酒の味も味わえる複雑な感じでしたね。
9.シングルモルト嘉之助2022 Aritist Edition #003、3年、50度
 これになるとかなり複雑な樽構成でのヴァテッドであり、更に複雑味があって美味しかったですね。
10.AWO、38ヶ月、64度
 日置ポットスチルを使用したグレーンウイスキーですね。バランスはよかったです。
11.メローコヅル エクセレンス、5年以上、41度
12.メローコヅル 嘉之助カスクフィニッシュ2022、3年以上、41度
13.メローコヅル 嘉之助カスクフィニッシュ2023、4年以上、41度
14.メローコヅル 嘉之助カスクフィニッシュ2024、5年以上、41度
 11から14までは小正醸造の米焼酎なんですが、12から14までは更に嘉之助の樽によるフィニッシュが行われていました。そのせいか焼酎がちょっと苦手とする私でも美味しく飲めましたね。
15.嘉之助NEWBORN、8ヶ月、58度
16.嘉之助 J’sBAR蒸留所訪問記
17.嘉之助 NEWBORN 蒸留所限定ボトル、19ヶ月、48度
18.Re-charred CASK、44ヶ月、62度
19.BarBARNS 22周年記念ボトル、5年、61度
 こちらは会場でもあるBarBARNSさんの22周年ボトルとしてリリースされたプライベートボトルですね。こちら赤ワイン樽フィニッシュであり、嘉之助ウイスキーとして5年物というのも結構珍しいものではないでしょうか。こちらに関しては後日個別記事にして詳細レビュー扱いで紹介します。
20.バーボン/リチャードカスク、3年、59度
21.シングルモルト嘉之助2023 LIMITED EDITION、3年、59度
22.T&T TOYAMA COLLECTION for MALTYAMA 10th Anniversary、4年、62度
 20~22はピート系の味でした。その中でも22番のものは結構風変わりで、ちょっと変わった感じのスモークを感じる、ピート系でも結構珍しい感じでしたね。

今回の会のためなのでしょうか?結構前にリリースされたものもフルボトルでテイスティング会用に用意されていたので、参加者の方は貴重な経験を得たのではないでしょうか。私も嘉之助蒸留所のウイスキーはあまり飲む機会がなかったので、かなり良い経験値になりました。

今回はセミナーメインかと思えば、バーンズさんの頑張りもあって、結局は22本ものウイスキー等を飲む会となったことに感謝を。
では、今回はここまで!

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