house of Peers(ハウス・オブ・ピアーズ) 特級時代物 17年 43度 陶器ボトルのレビューです

ウイスキー

今回は久々にオールドブレンデッドモルト、house of Peers(ハウス・オブ・ピアーズ)の特級時代物、17年、陶器ボトル、43度のレビューを備忘録も兼ねてしていこうと思います。
これ自体はダグラスレイン社が製造・販売をしていたブレンデッドウイスキーであります。以降ハンターレイン社の立ち上げと同時にこの名前はハンターレイン社のものとなっていますので、現行のものはそちらですね。特級時代物というのはわかりますが、番号が明記されていないものなので、いつの時代の物かは不明です。
ブレンド構成は今現在どう調べても不明で、わかるのはおそらくハイランドモルトを中心にブレンドしているんじゃないかというくらいですね。

今現在特級時代や古酒レベルのものを入手しようと思ったらリサイクルショップやリカーオフ、オークション等で購入するくらいしかないですかね。現状のウイスキーの相場を考えれば、これらはあまり高い値段ではないので、気になった人は購入してみるのもいいかもしれません。昔のブレンデッドモルトの質の高さを知ることのできる1本だと思います。

さて、味の方ですが、こういったオールドブレンデッドのテイスティングノートなんぞ存在していませんので、私的コメントのみ記載します。
香り:質の良いシェリー感、樽香、蜂蜜系の甘さ、ちょっとハーブ感もあり
味:穏やかでスムーズ、甘さ、麦感、オイリー、ちょっと苦味っぽさも感じる、余韻はちょっと苦味っぽさメインでちょうど良い感じで、程良く長い

久々に飲みましたがやはりいいですね、昔のブレンデッドは。
濃さ、やわらかさ、甘さ、ちょっとした苦味、麦感といろいろな要素を楽しめました。フルーティーさとか、華やかさとかを強調したウイスキーも美味しいですが、昔の良い原酒をうまくブレンドしたバランスの良さがうまく出ています。
さらに個人的ではありますが、このウイスキーにはちょっとした思い出があります。
別のウイスキーでもありましたが、今は亡き豊橋のバーで飲ましてもらって知った上に購入を決意したウイスキーの1本であり、さらにはそこのバーのマスターのお気に入りの1つで、おまかせで頼んだ時とかに客に提供していた記憶もあります。そういった意味でも欲しかった1本で、その時はオークションで入手した記憶があります。今では良き思い出の1本となっていますね。

今回はここまで。
さて、お次のウイスキーは何にしましょうかねぇ。

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