今回はウイスク・イーさんのカレドニアクエストシリーズの第3弾?シークレットスペイサイド、2008年蒸留、15年、56.6度のレビューをしていきます。
以前にも第2弾のグレンダランもレビュー記事を作成しましたが、それが第2弾のはずなので、これが第3弾という判断ですね。(ちなみに第1弾はオーキンドーンというキニンヴィのティースプーンモルトのはずです)
今回は、青系のラベルに蛍光の青の、お馴染みカードゲーム的なラベルであり、ステータスの表示も健在です。
この記事で、このシリーズを初めて見る方のために、以前に記載したものをこちらにも記載しておきます。
情報の抜粋をすると、
「HP:味わいが重いか軽いか(重い→HP高/軽い→HP低)
MP:味わいがフルーティかモルティか(フルーティ→MP高/モルティ→MP低)
PW(力 / Power / Peat):ピートのレベル(スモーキー→PW値 高/ノンピート→PW値 低)
AP(魅力 / Appearance):洗練されているか粗野か(クリーン→AP値 高/荒々しい→AP値 低)
KW(知力 / Knowledge):甘いかドライか(甘い→KW値 高/ドライ→KW値 低)
※各チャートの値はあくまで目安として、ご参考にしてください。」
だそうで、味の方向性をチャート化してるようですね。
このウイスキーのチャートから読み取れるのは、味わい重め、モルティ、ノンピート、綺麗&荒々しさは中間、甘い&ドライも中間というところですかね。
このウイスキーはシークレットスペイサイド表記ですので、蒸留所不明です。
ネット上の情報だと、15年熟成のもの3樽のヴァテッドのカスクストレングスということだけですね。
では、テイスティングノートと私的コメントの併記をしていきます。
(テイスティングノート)
色はイエローゴールド。
グラスに注ぐとバニラの効いたクッキー生地、マジパンの香りにドライジンジャーやコリアンダーシードが混ざり合い、奥に焦がし砂糖のニュアンスを感じます。
口に含むとモルトの柔らかな甘味が感じられ、クリーミーなカスタードの味わいにジンジャーやグリーンペッパーを砕いた時のようなほんのり青みを含んだスパイシーさが混ざり合います。温かみのあるスパイスの効いた甘みがフィニッシュまで続き、芳ばしいオークが鼻孔をくすぐります。
スペイサイドをイメージする軽やかなスタイルとは対照的な、中心にクリーミーなモルティさを感じる深く厚みのある味わいで、15年熟成による柔らかさも兼ね備えたスペイサイドモルトです。
ぜひ、この機会にお楽しみください。
(私的コメント)
香り:蜂蜜系の甘さ、酸、麦、ちょっとハーブ感
味:蜂蜜系の甘さ、酸、スパイス、クリーミー、モルティ
これは結構甘さ寄りのウイスキーですね。それでいてスパイス感やモルティさも兼ね備えた、バランスの良さを味わえるものに仕上がっていますね。
甘さ寄りなので、ちょっと人を選ぶ感じはありますが、バランスは悪くないので、それなりには万人受けしそうな感じはあります。
ただこれやはり蒸留所は推測できそうにないですね。
このシリーズですが、結構お気に入りになりそうな予感なので、この後の同シリーズも購入していくかと思われます。ラベル買いと言われそうですが、いま現在購入している2本に関しては結構好みの味であったのと、あまり高価格なシリーズでないのが理由ですね。
こういった購入ウイスキーのレビューは楽しいですね。この記事作成後は飲み友達や馴染みのバーのマスターにでも味わってもらい、その味を共有できますからね。
では、今回はここまで!
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