BEHIND THE CASK(ビハインド・ザ・カスク)THE WORLD BLENDED MALT WHISKY BLANC DE BLANCS 50.6度、バッチ2、2023年販売物のレビューです

ウイスキー

今回はビハインド・ザ・カスクさんのワールドブレンデッドウイスキー「BLANC DE BLANCS」50.6度、2023年販売物のレビューをしていきます。

バーで飲んだ物の同シリーズの別のウイスキーのレビューを以前していますが、今回のこれはメールマガジンを頂いている販売店のメールで販売を知り、抽選かな?で購入権利を得たので購入したものですね。
メーカーさんの文を抜粋すると、
「昨年6月に発売し、大変好評頂きました上記商品を再販いたします。
前回と内容は同じですが、バッチ2となります。(ラベル・バーコード等は同じですが、価格が変更となっています。)
こちらの商品は前回同様、国内の蒸留所(滋賀県)で製造され、北海道函館の自社工房で瓶詰め加工されました。
裏ラベルにはプロダクトオブジャパンと明記されております。フランス産高級ワイン瓶にワインコルク栓が打栓されておりますので、開栓にはコルクスクリュー等が必要になります」
とのことで、こちらは以前のシングルカスクのウイスキーとは違って、国内瓶詰めされたウイスキーのようですね。
ラベルは別の意味で特徴的な真っ白ラベルですが、今回のこれはワインの瓶にワインコルク使用、その上で蝋封というちょっとマイナーな形状だったので、ちょっと開封に苦労しました。
そしてコルクにもボトラーズの文字が刻印されておりますが、SNBGってのがこのウイスキーのコードなんですかね?シングルカスクにはラベルにそれぞれのコードがあるのですが、これに関してはラベル側にはなかったんですよね。

さて、味の方ですが、テイスティングノート的なものと、私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
ブランドブランはスコットランドの蒸留所のモルト原酒をメインにブレンドされたブレンデッドモルトウイスキーです。
シャンパーニュをイメージして、あまり樽の影響を強く受けていないバレルやリフィル系のトロピカルフルーツが香る白色モルト原酒がブレンドされました。
ブランドブランはシャンパーニュ用語で白葡萄ブレンドから作られた白ワインを言いますが、弊社ではこれをを白色系ウイスキーブレンドで作られた白ラベルの意味で使用しています。
シャンパーニュをイメージした通り、こちらは高級ハイボールを想定して設計されました。ストレートでも勿論そのフルーティーなウイスキーをお楽しみ頂けますが、よく冷やした本商品をガス入りミネラルウォーターで1:4で割ることで(氷なし)、シャンパーニュのような飲み心地を再現できます。
(私的コメント)
香り:程よい酸の感じ、あっさり系のフルーツっぽさ
味:酸と甘味のバランスのとれた程よい濃さのフルーティーさメイン、余韻は普通、後味は結構キレイに消える
色合いはかなり薄め。透明というほどではないけど、ちょっとだけ色がついている感じですね。
紹介文にある通り、樽の感じをほとんど感じないフルーティーさがメインのウイスキーになっていますね。確かにシャンパン系の味をイメージしたということであれば、この味の方向性は正解だと思いますし、ブレンド自体うまくやっていると思います。ただ複雑味はあまりありませんね。これだったらワイン好きな方にもお勧めできそうな感じの美味しさになっていると思います。

テイスティングノートにあるそのものは出来ないですが、ハイボールにしてみました。
確かにシャンパン系の飲み物と言われても違和感ない味になっていましたね。ウイスキーで出せる味という意味では面白いですが、ウイスキーを飲んでいるのか、シャンパンを飲んでいるのか微妙にはっきりしない感じなのは確かですね。

私としてはビハインドザカスクのウイスキーとしては初入手になりました。今後入手出来るかどうかは微妙ですが、機会があればトライはしてみようと思います。
今回はここまで。

コメント