2023/12/2-3 The Whisky Crew & Whisk-eテイスティング会のレビューです in 愛知県名古屋市 BarBARNS(バーバーンズ)さん会場

ウイスキー

2023年12月2日から3日に愛知県名古屋市のBarBARNS(バーバーンズ)さんを会場にしてThe Whisky Crew & Whisk-eさんのテイスティング会が開催されました。
年1回、ここを会場にして開催されている会であり、今回で3回目ですが、毎回希少なウイスキーを含めて飲める機会とあって、私は毎回参加しています。
今回は同じ期日に東京でウイスキーのイベントがあったにも関わらず、参加者が結構おり、いつも通りの賑わいとなっておりました。
今回は両者の頑張りもあり、25本が飲める豪勢な会でありましたね。(記事上の写真のすべてです)

では、今回飲むことが出来たウイスキーを感じた順番に端的に記載していきたいと思います。
1.グレンマレイ、2012年蒸留、10年、59.0度
香り:香ばしいリンゴ、フルーツ、甘、コク、ハーブ
味:フルーティー、紅茶感、フローラル、甘さ、バランス良
2.グレントファース、2011年蒸留、10年、59.2度
香り:爽やか系フルーツ、酸、全体的に穏やかな感じ
味:柑橘系フルーツ、酸、ちょっと樽感。砂糖系の甘さ
3.オルトモア、2012年蒸留、10年、58.6度
香り:フルーティー、フローラル、華やかな感じ、うっすた樽感
味:フルーティー、酸、フローラル、ちょっと蜂蜜系の甘さ、うっすら樽感
4.ダルユーイン、2012年蒸留、9年、61.8度
香り:バニラ、蜂蜜系の甘さ、コーヒー、ちょっと樽感
味:バニラ甘さ、コーヒー、ちょっとフローラル、余韻が華やか
上記1~4が今回出たThe Whisky Crewさん特有の黒ラベルのウイスキーですね。全体的に短熟ですが、結構味がはっきりしてきて美味しいと思いましたね。それに今どきにしては結構お求めやすい価格でもありました。
5.秩父、2015年蒸留、7年、61.0度
香り:爽やかフルーツ、ちょっと樽感、ちょっと甘さあり
味:フルーティー、ちょっとウッディ、バニラ甘さ、ちょっと酸味
これもラベルにThe Whisky Crewさんのロゴ入りウイスキーでした。
6.あかし、2018年蒸留、4年、62.0度
香り:穏やかウッディ、シェリー感、砂糖系の甘さ
味:ウッディ、シェリー感、ちょっと甘さ、うっすら苦味っぽい感じもあり
7.クライヌリッシュ、1993年蒸留、25年、52.2度
香り:ワクシー、フローラル、フルーティー、うっすら酸味、ちょっと甘さ
味:フルーティー、結構濃い甘さ、ワクシーな感じ
これが結構わかりやすい感じでしたが、熟成年数ゆえの複雑さが美味しかったですね。

8.ブロッサムス、グレンロッシー、1992年蒸留、26年、44.9度
香り:麦、酸、甘さ、フルーティー
味:甘さ、麦、ちょっとウッディ、フルーティー、ちょっと苦味もあり
ラベルが特徴的なブロッサムズシリーズの1本です。長熟であるがゆえかわかりませんが、ロッシーっぽさをあまり感じませんでしたね。

9.ブロッサムズ、アルタベーン、1997年蒸留、25年、59.2度
香り:バター、ウッディ、濃いフルーティーさ、甘さ
味:フルーティー、蜂蜜系の甘さ、ちょっとウッディ、苦味、ちょっとフローラル
これまたブロッサムズです。これもかなり美味しかったですね。

10.OCEANS、クーリー、2002年蒸留、20年、59.2度
香り:酸系フルーツ、バニラ、ウッディ、ハーブ、スパイス
味:フルーティー、バニラ甘さ、ハーブ、ちょっとウッディ、スパイス
久々にクーリーを飲みましたが、結構いい感じでしたね。
11.アラン10年、オフィシャル
こちらは久々に飲みましたね。オフィシャルですが、ネット上ではちょっと入手難易度高めですね。
一応手に入るオフィシャル故にコメントは省略します。
12.アラン、オフィシャル、25年、46度
香り:オーク、フルーティー、蜂蜜系の甘さ、フローラル
味:フルーティー、ウッディ、蜂蜜系の甘さ、スパイス、チョコ
入手難易度高めのアランがきましたね。長熟ゆえの複雑さが美味しかったです。
13.ミクターズ、US★1、41.7度
香り:樽感、バニラ、ちょっとハーブ
味:バニラ、シトラス、フルーティー、コクっぽさを感じる
モルト、コーン、ライをバランス良く使用した、珍しいウイスキーですね。こういった機会でもなければ飲むことはなかっでしょうね。

14.SMOS Director’s Special、リンクウッド、31年、49.6度
香り:爽やかフルーツ、酸、砂糖系の甘さ、コクっぽさ
味:フルーティー、酸、爽やかな感じ、ちょっと白ワイン感、チョコ
今回最長熟のウイスキーですね。リンクウッドらしさもありつつ複雑さもあり、かなり美味しかったですね。
15.スプリングバンク、ローカルバーレイ、11年、55.1度
香り:フローラル、フルーティー、ウッディ、ちょっと甘さ
味:ハーブ、酸、フローラル、ミネラル、うっすらピート、スモーク
入手難易度高めの1本ですね。久々に飲みましたが、バランス良かったですね。
16.スプリングバンク、10年、46度
こちら入手難易度高めの1本ですが、一応手に入らないわけではないし、オフィシャル物なのでコメント省略します。

17.スプリングバンク、25年、46度
香り:甘い系フルーツ、フローラル、バター感
味:チョコ、キャラメル、フルーティー、ちょっとウッディ、うっすらピート、スモーク
オフィシャル物ですが、入手難易度激高というか入手出来るの?な1本ですね。かなり美味しかったですね。
18.ヘーゼルバーン、21年、43.2度
香り:ウッディ、濃い甘さ、レザーっぽさ
味:優しい甘さ、ミネラル、ちょっとウッディ、ハーブ、フルーティー
19.戸河内、2019年蒸留、4年、49.0度
香り:ピート、麦、甘さ、なんかパンっぽさを感じる
味:ピート、甘さ、麦、フルーティー、うっすらハーブ
20.桜尾、2018年蒸留、5年、60.0度
香り:ピート、スモーク、ちょっとウッディ、甘さ、フルーツ
味:ピート、濃いフルーツ、ちょっと酸味、スモーク、爽やかハーブ感
21.安積、2018年蒸留、4年、59.0度
香り:ピート、ウッディ、スモーク、フルーツ、麦、なんか埃っぽさも感じる
味:ピート、酸、フルーティー、麦、きれいな甘さ、ちょっとスモーク
3本連続でジャパニーズ系がきましたが、今回のはどれもピート寄で飲み比べする感じになってしまっていましたね。
22.ラグ、キルモリーエディション、46度
香り:ピート、スモーク、甘さ、フルーツ、さっぱり系
味:ピート、甘さ、フルーティー、穏やかハーブ、スモーク
ラグ蒸留所というあまり聞き慣れない蒸留所のウイスキーです。ピート系ですが、結構複雑な感じでしたね。
23.キルホーマン、2010年蒸留、12年、54.1度
香り:ピート、スモーク、酸、フルーツ
味:ピート、スモーク、酸系フルーツ、うっすらハーブ感
24.キルホーマン、2013年蒸留、7年、56.1度
香り:ピート、シェリー、スモーク、酸、ちょっとスパイス
味:ピート、スモーク、シェリー、ちょっとウッディ、甘さ、フルーティー
キルホーマン2種の飲み比べとなりましたが、樽が違っていたので、飲み比べというよりは個性の違う2本のどっちが好みですか、みたいな感じになっていましたね。

25.ウイスキートレイル、TOGETHER、カリラ、2013年蒸留、9年、56.4度
香り:ピート、スモーク、チョコ、フルーツ、酸
味:ピート、スモーク、ちょっと甘さ、チョコ、フルーティー
「みんなで楽しみましょう!」みたいなラベルのウイスキーですね。ピート系ながらも複雑さのあるウイスキーでしたね。

今回もですが、いくつかのウイスキーは購入出来るテイスティング会なので、飲んだ上で味に納得して購入できるという貴重な場です。参加できるようであれば参加してみるといいかもしれませんね。
今回もまた結構、かつ貴重なウイスキーを飲める機会を提供してくれてありがとうございました!
今回はここまで!

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