たまにわ酒店4周年記念PB、ベンリアック、2007年蒸留、16年、リフィルシェリーバット、51.5度のレビューです

ウイスキー

今回は、最近よくウイスキーを購入しに行く、高浜市のたまにわ酒店さんの4周年記念PBであるベンリアック、2007年蒸留、16年、リフィルシェリーバット、51.5度を、たまにわ酒店が絡んでいるテイスティングイベントで先行で飲む機会を得たので、それのレビューをしていこうと思います。

まずこのベンリアックですが、たまにわ酒店さんが4周年記念のプライベートボトルとしてリリースされる(された?)もので、ePowerさんの協力のもと、たまにわ酒店さんの浅野さんが選んだものです。
リリース自体は2025/9/22で、業務店にはそれよりも前に出ていますので、バーに行けばある所もあるかもしれません。

商品説明をちょっと抜粋していくと、
「リフィルのシェリーバットで緩やかに熟成が進んだ16年熟成。
ベンリアックに期待するスイートでフルーティーなノンピート原酒です。
香りはシェリー樽由来の甘さとモルト由来の甘さがバランスよく広がり、口に含むと柔らかい口当たりに柑橘のニュアンスとリフィルシェリー樽の程よい甘さが混じり合い、樽由来のスパイシーさが余韻を引き締めます。
ウイスキーを飲み慣れた方からボトラーズ入門の方にもお勧めのスペイサイドモルトです。」
とあります。

では、レビューしていこうと思います。
こちらに関してはたまにわ酒店さんのコメントも併記していきます。
(テイスティングノート)
香りは洋ナシのコンポート、パパイヤの皮、ミント、奥にミルクチョコレートのカカオ
味わいは香り同様に洋ナシのコンポート、熟す直前のパパイヤ、べっこう飴の甘さから、ダージリンの茶葉のようなビターさへと変化してゆく。
余韻は果実の甘さにカカオの程よいビターさが混ざり合い柔らかに続いてゆく
(私的コメント)
香り:程よいフルーツ感、甘さ、ちょっとスパイス
味:甘み寄りフルーツ、ちょっとフローラル、うっすらハーブ、ちょっとタンニン、イメージはネットリ感のある甘フルーツっぽいのがメイン、余韻が結構キレイに消える
オフィシャルよりも甘さがあるちょっとねっとり気味のフルーツ感がメイン(私ははじめマンゴーか?と思いました)ですが、シェリー感がキレイに乗っているので、かなりバランスは良かったです。そして余韻はハーブ感のせいか、結構すっきり消えていく感じでしたね。

ちなみに先行で飲めた時に浅野さんの会話の中で出てきたのを列挙していくと、
「香りの方に洋梨のコンポート、ミント、ライム、味の方にパパイヤ、洋梨コンポート、麦、ベッコウ飴、ダージリン、フィニッシュにカカオ、フルーツ系の甘さ」
と言っていました。
甘い系フルーツという方向は間違ってなかったんですが、具体的フルーツ名は違ってましたね。
そして、選択理由も言っていたのですが、シングルモルトとしてよく聞く蒸留所ではないのですが、誰もが大概どっかで、別の形でも飲んでいる可能性が高い蒸留所のウイスキーで、かつ王道系で万人向けであり、かついくつかの選択肢の中でも熟成感があったのを選んだそうです。(他には年数の割にはニューポット感もあるようなものもあったらしいです)
確かにこれなら、ウイスキー初心者でも問題なく飲めそうな感じのネガティブ要素が少なめで、かついろいろな方向の複雑味もある、それなりに経験値が積めそうなウイスキーで好印象ですね。

たまにわ酒店さんが予約の兼ね合いもあって一般販売日より先行して販売ページを公開してくれたので、気になった方や、購入予定の方は店舗で直接購入か販売ページから購入してください。

前回といい、今回といい結構良い感じのウイスキーのリリースをありがとうございます!
今回もまた購入させてもらいます!
次回もまた期待しております!
では、今回はここまで!

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