サントリー山崎缶プレミアムハイボールの飲み比べ 2023年(但し今回は山崎12年)

ウイスキー

今回の記事は白州に続き2023年8月に販売開始された限定物である山崎の缶ハイボールを購入できたので、前回の白州の時のようにバーで作成された山崎NVハイボールと飲み比べしようと思ったので、馴染みのバーに持ち込んでみました。
が・・・しかしながら、バーのマスター曰く「現在山崎NVが本当に入荷できません。(というか実際無かった)むしろ12年の方が逆にまだ入荷しやすいぐらいですよ」とのことで、今回は同等品との飲み比べは出来ず、山崎12年のハイボールとの飲み比べという形になってしまいました。

写真にある通り、以前の白州と同様、モルトと炭酸のみという潔い構成であり、本物を提供という意味では前回同様ですね。そして今回の山崎は「ミズナラの深い余韻」というキャッチコピーですね。そして値段は600円(税別)という、これまた同様前回と同じ値段ですね。限定品だからこそ出来る値段なんでしょうが、前回同様常飲する品とは思えない値段ですね。

では、レビューといきましょうか。
まず缶の方ですが、オフィシャルの抜粋をすると、
「中味は、ハイボールに合う山崎モルト原酒のみを厳選して使用した、厚みのある味わいとミズナラ樽由来の深い余韻が特長です。グラスに氷を入れておいしくお飲みいただけるようブレンドしました。
パッケージは、「山崎」のブランドカラーをベースに山崎蒸溜所を描き、「山崎」の文字を大きく配することで本格感を表現しました。さらに、「ミズナラの深い余韻」の文言で商品の特長を伝えています」とのことです。
缶の方のレビューをしていきます。
(缶直飲み)
香り:モルティ、ウッディ(これがミズナラか?)、全体的にバランスの良さそうな香り
味:モルティ、ミズナラ寄り?のウッディ、それ以外はやはりバランス型っぽく嫌味な感じがない
(氷入りグラスに入れて)
香り:なんか缶の時より全体的に薄めに感じる
味:ちょっとミズナラ寄りのウッディ、ちょっとモルティ、バランス型
んー、味的にはバランス型ハイボールですね。ミズナラな感じもわかるので構成としては正解でしょうし、「これぞウイスキーを使ったバランス型ハイボール!」みたいな感じですね。ただ缶直飲みの時に比べると全体的にインパクト薄めですね。どっちがいいのかは、飲む人の嗜好次第ですかね。
んでもって比較対象の方を。
(山崎12年ハイボール)
香り:ちょっとウッディ、うっすらフルーティー、ちょっと甘さ
味:香りと同様、全体的にバランスの良さを感じる
んー、やはりバランス型ですね。ネット上の情報を調べる限り、あまり違いはなさそうなので、飲みやすい酒という印象に間違いはなさそうですね。

味わった感じからすると、やはり今回も缶用の原酒を新たにブレンドしてるように感じましたね。これはボトル用の原酒が少ないのか、それとも別の意図があるのかは消費者サイドとしてはわかりかねますが、ミズナラというかウッディさが表に出ている感じは缶のラベルの通りですね。
美味しいのは確かなんですが、前回同様というか限定ゆえのそれなのか、値段の高さがきになるのと、限定といいつつ、そこかしこにあるがゆえに限定と感じないのが微妙というか、ウイスキーへの興味を広げる為の商品というべきなのか、いろいろ考えさせられるものですね。
まぁ美味しかったのでよし、ということで今回の記事はここまで。

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