今回は2024年7月にたまにわ酒店の3周年記念でプライベートボトルであり、エディションスピリッツ社のファーストエディションズとしてリリースされたグレンマレイ、2008年蒸留、15年物、59.0度のレビューをしていきます。
たまにわ酒店さんは、愛知県高浜市に店を構えて3年になる、この地域では珍しくボトラーズも多く取り扱う酒販店であり、私が馴染みにしている三河地方のバーにも商品を卸しているようで、まれに店に客としている時に見かけたりもしますね。
私の自宅から車ではありますが、結構近い位置にあるおかげで、店舗まで購入しに行くこともあります。やはり買い物というのは、通販よりも実店舗で実物見て買う方が購入欲が満たされますね。
さて、このボトルの紹介を販売サイトから抜粋していきますと、
「たまにわ酒店は3年前の7月4日にオンラインショップからスタートしました。
皆さまの応援あっておかげさまで3周年を迎え、プライベートボトルを発売させて頂きます。ほんとうにほんとうに支えて頂いている皆さまに感謝致します。
今回選ばせて頂きましたのはグレンマレイです。
個人的に好きな銘柄であり、グレンマレイに期待するバーボン樽(リフィルホグスヘッド)を選べた事を嬉しく思います。
2008年というのはLVMH がラ・マルティニケーズに売却した年でもあり、2007年ヴィンテージに続くバニラや優しい花の香りが期待できるヴィンテージです。
59度というハイプルーフですので、グラスに注いで一呼吸置いて頂き、時間をかけてゆっくりと味わって頂けますと幸いです。
繊細ながらしっかりした芯の強さを持つこのボトルが、皆さまの日常にいろどりを与えてくれる事を願って本ボトルをリリースします」
とのことで、私としても結構好きな方の蒸留所であるグレンマレイということもあり、値段もまぁ今どきの価格としては妥当かなという所だったので、購入することにしましたね。
これに関してはテイスティングノートと私的コメントを併記していきます。まぁ口開けということもあり、グラスに注いでから数時間放置した上で加水してから味わっていますので、それなりに開いたものでのレビューとなります。
(テイスティングノート)
アップルパイ、温かいバニラカスタード、キャラメルソースを伴う甘い花の香り。
口に含むと煮詰めたリンゴとトフィー、ヘザーハニー、ブラウンシュガーのタッチ。
余韻は長く、甘く満足感があります。
(私的コメント)
香り:フローラル、バニラ、甘さ、ちょっと強めのアルコール感
味:濃いめのフルーツ、甘さ、酸っぽさ、フルーツ、余韻は甘さ寄り
始めの方はアルコール度数の絡みもあり、結構アタック強めに感じますが、じっくり味わうと華やかさを伴うお菓子系の甘さという感じで、結構美味しかったですね。私の好みの方向性でもありました。
グレンマレイらしいバランスの良さもあるので、バランス型を好む方は結構好きな感じではないでしょうか。
ウイスキーを購入する人種にとっては超が付くくらい有名な酒販店のものであれば瞬殺であろうプライベートボトルですが、この記事作成時点(2024年7月始め)では発売されたばかりな上なので、この記事を見た上で気になったようであれば購入してみてもいいのではないでしょうか。
これからも店舗経営頑張って、どこかの周年でまたプライベートボトルを買える事を期待していますよ!
では、今回はここまで!
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