カレドニアクエスト タリバーディン 2012年蒸留 11年 ソーテルヌクオーターカスクフィニッシュ 54.7度のレビューです

ウイスキー

今回はウイスク・イーさんのカレドニアクエスト、タリバーディン、ソーテルヌクオーターカスク、2012年蒸留、11年物、54.7度のレビューをしていこうと思います。
1stフィルソーテルクオーターカスクフィニッシュと、クオーターとわざわざ明記しているあたり、影響の度合いを示しているのでしょうかね。それを約7ヶ月追熟したそうです。

この記事で、このシリーズを初めて見る方のために、以前に記載したものをこちらにも記載しておきます。
情報の抜粋をすると、
「HP:味わいが重いか軽いか(重い→HP高/軽い→HP低)
MP:味わいがフルーティかモルティか(フルーティ→MP高/モルティ→MP低)
PW(力 / Power / Peat):ピートのレベル(スモーキー→PW値 高/ノンピート→PW値 低)
AP(魅力 / Appearance):洗練されているか粗野か(クリーン→AP値 高/荒々しい→AP値 低)
KW(知力 / Knowledge):甘いかドライか(甘い→KW値 高/ドライ→KW値 低)
※各チャートの値はあくまで目安として、ご参考にしてください。」
だそうで、味の方向性をチャート化してるようですね。
だとすると今回は、かなりフルーティー、ノンピート、結構綺麗め、甘さ強めという感じなのでしょうね。

今回のイラストは虎の獣人の戦士?のイラストですね。いつも通りかっこいいというか、相変わらずのカードゲーム風ラベルがコレクターの性をくすぐりますね。(まぁ実際それもあってシリーズ的に購入しているんですがね)
あと、写真入れてありますが、瓶底なんか澱が多め?な気がします。これ実店舗で購入したのですが、他の瓶も同様だったんですよね。意図的?それとも味わいを考慮して?さすがにわかりかねますが、こういうのもまた一興ですかね。

では、レビューしていきますが、今回はテイスティングノートと私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
グラスに注ぐとリンゴやハチミツ、ドライアプリコットの香りが広がります。
少し遅れて現れるバニラの甘いアロマに日焼したオークの芳ばしさが混ざり合い、砂糖漬けした夏みかんピールがアクセントに加わります。
口に含むと柔らかな甘味を感じます。
ソーテルヌ樽ならではのハチミツの心地よい甘味に熟したプラムのフルーティな味わいが加わり、紅茶の茶葉を噛んだ時のようなタンニンが加わります。
フィニッシュにかけてバニラキャラメルやジンジャーが現れ、温かみを感じる余韻が広がります。
(私的コメント)
香り:フルーツ、バニラ甘さ、酸
味:蜂蜜系の甘さ、酸ちょっと多めのフルーティー、ちょっと紅茶、ジンジャー、ちょっとタンニン
甘さとフルーティーさがメインの、私的にはかなり好みの方向性の味ですね。ソーテルヌ樽が結構良い影響を与えています。甘さの方のちょっと強めなんでフルーツ爆弾というほどでもないですが、甘い系好きな人はこれ結構好みといえるかもしれません。複雑味も結構あるのも好印象ですね。

ちょっと間が空いたリリースでしたが、相変わらず美味しいかつ高価格帯でもないシリーズだったんで、また次もあれば購入したいと思います。
良いウイスキーのリリースありがとうございました!
では、今回はここまで!

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