今回は馬追蒸留所のニューボーン、PX、ペドロヒメネス樽の物4種をレビューしていきます。
1つ目と2つ目は2023/11/8にバレルド（樽詰め）したもので、たまにわ酒店にてハンドフィルした日が1つ目は2024/4/28、2つ目は2024/8/11のものです。
3つ目と4つ目はPXオクタブ樽で、2022/12/6にバレルド（瓶詰め）したもので、ハンドフィル日付は3つ目は2025/1/5、4つ目は2025/5/3のものです。
ハンドフィルイベントには馬追蒸留所の人もたまにわ酒店に来て、なかなか楽しいイベントでしたね。
（この記事を作成した直近の2025年5月のイベントは、店と蒸留所側の人はコスプレしており、SNSでも、そのイベントに関する記事には、なかなかな画像データがデジタルタトゥーしていました。私のスマホにもあります。この記事に載せるかどうか迷いましたが、SNSで散々上がっていたし、まぁいいかなということで、こちらの記事には載せていません）
では、4種すべてをレビューしていきます。
1本目、PX、2024/4/28のものです。
香り：ちょっと籠もったシェリーの感じ、穏やか酸、穏やかフルーツ
味：シェリー、酸、穏やかフルーツ、ちょっと甘さ
ちょっと籠もった感じはあるのものの、多少なりとシェリー感の影響が出ていましたね。
2本目、PX、2024/8/11のものです。
香り：キレイな酸、シェリー感、ちょっと濃い目のフルーツ、ちょっとハーブ
味：甘さ、シェリー、甘いフルーツ、うっすらウッディ、うっすらハーブ
樽の影響が程よく出ていましたが、嫌味な感じはほとんどなく、結構良いバランスのシェリー系ウイスキーになっていました。
3本目、PXオクタブ、2025/1/15のものです。
香り：酸、ちょっとシェリー、ちょっとウッディ、籠もった感じ
味：甘さ、ちょっとシェリー感、甘さ系フルーツ
先程の1、2本めよりは樽詰めからの期間が長いせいか、それとも樽サイズの問題か、シェリーの甘さが結構強めに出ていましたね。
4本目、PXオクタブ、2025/5/3のものです。
香り：シェリー、樽、ちょっとフルーツ、ちょっとハーブ
味：甘さ、結構濃いめのシェリー、甘さ系フルーツ、ウッディ、うっすらハーブ
だいぶ強めにシェリー樽の影響が出ていながらもバランスは良く、シェリーの嫌味な感じはまだ出ていない感じですが、これ以上樽熟成を続けるならば、遠くない未来にドシェリー系なウイスキーになることは間違いないと思える味でした。
馬追蒸留所としては、まだオフィシャル物がリリースされていませんが、こういった機会に飲めたので有り難いですね。ただまぁ今回のそれは4種ともシェリー系なので、馬追蒸留所が目指しているオフィシャルとは違っているとは思うのですが、まぁこれはこれで良い経験ですね。
ご近所のイベントということで、開催される度に参加して、かつ購入していますが、日本の新興蒸留所の1つということで、結構期待してるんですよね。そういった意味でも有り難い経験値をありがとうございました。
では、今回はここまで！
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