2022年年末の挨拶回りを行うためにまずはBarINNOCENT（バーイノサン）さんに伺いました。
まずはトップ画像のカクテル、柚子、ウォッカ、トニックのブレンドですね。すっきり、さっぱり、程良い酸味でゴクゴクいけるカクテルでした。
チャームも開店当時のものとは違っていましたね。
2杯目はフランソワヴォワイエXO GOLDです。
この店の売りでもあるコニャックの中でも王道系というオーダーに対し、ちょっと良質なものを選択していただきました。オフィシャルのテイスティングノートっぽいものが見つからなかったので私的コメントのみで。
香り：濃い感じのフルーツ、ちょっと酸、紅茶な感じ、ちょっとフローラル
味：甘み強めのフルーティー、ちょっと渋み、ちょっと酸
結構バランス良く、旨いと思いました。
ネット上でこれの情報を調べている中でコニャック特有の味の表現に「ランシオ香」なる単語が存在しているらしいのですが、ウイスキー飲みである私はそっちの方向からしかレビュー的な情報を取ることしかできませんでした。コニャックの世界はまだまだ初心者なので、まだまだ勉強ですかね。
3杯目です。今度は逆に「変わり種」というオーダーに対し、複数出してもらいましたが、私はコレを選びました。デュポン、カルヴァドス、アイラカスクフィニッシュ、45度ですね。
これに関してはネット上にテイスティングノート的なものを見つけたので併記していきます。
（テイスティングノート）
色は淡いゴールデンカラー、香りはリンゴジュース、リンゴの皮、奥からヨードと優しいスモーク、ボディはシャープでフレッシュなオードヴィー、フィニッシュに優しいスモークとリンゴの皮のタンニンがバランス良く続きます。
（私的コメント）
香り：始めはピート強めに感じた、カルヴァドスのリンゴ感も奥にあり、ちょっとスモークもあり、時間経過でピートよりもスモーク強めになった
味：カルヴァドスのリンゴ感、ピートがアクセントになってる、ジンジャー系の刺激、ちょっとスモークもあり
フレンチオークで熟成後、アイラウイスキーの樽でフィニッシュをかけたものだそうです。
カルヴァドスなんですが、フィニッシュのおかげでかなりの変わり種になっていましたね。ウイスキー飲みとして興味があって頼みましたが、たしかに馴染みのある感じがあり、美味しいというより面白いという感じの味でしたね。良い経験値になりました。
4杯目はこれまた珍しい枠の、今度はコニャックではなくウイスキーである、フランスはアルザスで作られたウイスキー、AWAの3種をブレンデッドウイスキーです。
これそのもののテイスティングノート的なものが見つからなかったため、私的コメントだけです。
香り：結構強めのウッディ、酸
味：結構強めの甘み、甘さ、穏やかなフルーツ、ジンジャー系の刺激もあり
端的に表現すると香りは木、味はリキュールっぽい甘さのウイスキーとなっていましたね。ただ香りと味がかなり違うイメージなので、飲み始めは結構違和感を感じましたね。
味だけ見れば好みの味であるのですが、香りだけだとこれじゃない感が凄いですね。
このウイスキーの情報を調べてみると、以下の情報が出てきました。
「イギリスに２０年間住み、ワイン＆スピリッツ業界でも働いていたDenis Haans（ドゥニ・アーンス）氏はウイスキーの聖地スコットランドに定期的に足を運ぶうちにアルザス産ウイスキーを製造することを２００７年に決意。理想的な蒸溜所を探し始めます。彼はPfaffenhoffen(ファファノフェン)のすぐ隣のUberach（ウーベラッハ）にあるHEPP蒸溜所をセレクト。
同時にコンセプトは明確になり、アルザスのテロワールの産物であり風味豊かなブドウ品種のキャラクターをウイスキーの風味に同化させるためアルザスワインの醸造に使用されたオーク樽で熟成することを決定。２０１１年にピノ・グリのオーク樽で３年間熟成させた最初のウイスキーが誕生し、ファファノフェンにAWAを設立しました。
その後彼が生み出すウイスキーの評判は瞬く間にフランス全土に行きわたり、現在では芳醇で風味豊かなウイスキーだけでなく、クラフトジンやオー・ドゥ・ヴィーの生産も行っています。」
だそうです。
店には3種類あり、私の選んだこれは3種類のブレンデッドだったのでバランス型かと思ったのですが、結構特徴的だったので、これが大量流通させるのものとは私は思えないのですよね。あと2種類は特徴的な樽を使っていたし、ネット上を調べてみるとまだ別の種類があるようなので、それも味わってみたいと思いました。
ここらで夕食的な時間になったので、一旦締めのディスカバリーを頼み、この店での飲酒は終了しました。良い経験値をありがとうございました！
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