2023/6/24 愛知県名古屋市 Barfinch(バーフィンチ)さん主催 ウイスキー会 兄弟蒸溜所 インペリアル&ダルユーイン蒸溜所の会に参加してきました

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2023年6月24日に愛知県名古屋市のBarfinch(バーフィンチ)さんで開催されたウイスキー会に参加してきましたので、その時に提供された酒を紹介していきます。ちなみに今回のお題は兄弟蒸溜所であるインペリアルとダルユーイン蒸溜所であり、7本出てきました。
(ちなみに私はこの2つの蒸溜所が兄弟蒸溜所とは知りもしませんでした)

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まずは1本目、GM、コニサーズチョイス、ダルユーイン、1998年蒸留、21年、55.1度です。
では、私的コメントで端的、かつ感じた順番に記載していきます。
香り:フルーティー、酸、蜂蜜系の甘さ、ちょっとフローラルっぽい感じも
味:蜂蜜系の甘さ、酸味、フルーティー、ちょっとフローラル、余韻にスパイスもちょっと感じた
お馴染みG&M、コニサーズチョイスのボトルですね。全体的なバランスの良さが結構良く感じたボトルで、美味しかったですね。

2本目は、デュワーラトレー、ダルユーイン、1998年蒸留、16年、55.2度です。
香り:濃いめのフルーツ感、酸、ちょっとフローラル
味:濃いめのフルーティー、甘さ、ちょっとハーブ感、ちょっとフローラル
それなりに濃い目の味わいでバランスは良かったです。これシェリー系のフィニッシュされているらしく、濃い感じはそこからきてるのかなという感じでした。ただしあからさまなシェリー感は感じなかったですね。

3本目は、オールド&レア、インペリアル、1998年蒸留、23年、49.8度です。
香り:ハーブ、フローラル、ちょっと酸、なぜかちょっと土臭さ?
味:砂糖系の甘さ、ちょっと酸、ハーブ、ちょっとフローラル、そして味にもなぜか土というか粘土?みたいな感じもあり
こちら、ヴィクトリア女王の即位70周年を記念してボトリングされたクイーンズジュビリーのものであり、ラベルにも記載されています。
オールド&レアということもあり、普通に提供されていたら期待を膨らませつつ飲んでいたんでしょうが、ブラインドで飲んだときは「なんで土?」みたいな感じがあって「なんだこの変なの?」という感想がまず思い浮かびました。

4本目はカーンモア、インペリアル、1990年蒸留、30年、41.7度です。
香り:フローラル、ちょっとハーブ、酸、ちょっとスパイス、ちょっと甘さ
味:ハーブ、フローラル、ちょっと酸味、ちょっとスパイス、甘さ
カーンモアの現行ラベルのインペリアルですね。今回のラインナップの中では2番目に古いウイスキーでしたが、度数の低さがちょっと気になったものの、バランスの良い味でしたね。

5本目はウイスキートレイル、インペリアル、1994年蒸留、25年、44.6度です。
香り:酸、フルーツ、ちょっとハーブ、ちょっと甘さ
味:酸味系フルーツ、甘さ、ハーブ、ちょっとフローラル
ラベルのイラストは蒸溜所の外観ですかね?万人受けしそうなバランスの良さがあって良かったですね。

6本目はウイスキーフープ、ダルユーイン、1997年蒸留、22年、46.8度です。
香り:爽やかハーブ、ちょっと酸、ちょっと甘さ
味:甘さ、酸、フローラル、ハーブ
これですが、今回のラインナップの中ではちょっと異質でしたね。ダルユーインといえば結構バランス型が多いのですげ、これなんかハーブ系が全面に出ている感じで、特徴的でありつつバランスがとれているという感じでしたね。

最後の7本目、ウイスキーリンク、ダルユーイン、1973年蒸留、38年、54.5度、東日本大震災チャリティーボトルです。
香り:蜂蜜系の濃い甘さ、ちょっとウッディ、フルーティー、ちょっとハーブ
味:蜂蜜系の濃い甘さ、ウッディ、酸、ちょっとハーブ、フルーティー
今回は最後に一番の長熟物がきましたね。おまけに度数も今回の中では高めという、ある意味順当な順番っぽい流れですね。で、これネット情報を見てても樽情報がなかったのですが、シェリー樽フィニッシュと言われてもそうですかと納得できそうな濃さがありましたね。濃いながらもバランスは良く、美味しかったですね。

今回、インペリアルとダルユーインということで、結構バランス型が多かったんですが、やはりそれぞれに特徴があって、飲んでて楽しかったですね。
毎度のことですが、会費以上のウイスキーを提供してくれるfinchのマスターに感謝を!
今回の記事はこれまで。

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ウイスキー(ウィスキー)飲みの程良い日常ブログ

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