この日は午後3時より愛知県名古屋市のBarfinchでのウイスキー会に参加しており、それの終了後、ウイスキーばかりだったということもあり、気分変更&締めのカクテルを飲むためにBarThistle(バーシスル)さんに伺いました。
まずはトップ画像のカクテル、白コーヒーフィズです。ゴードンとシュリゲールのジンのコーヒー豆+ミルクウォッシュを使ったフィズです。
上に乗っかってるコーヒー豆もあって、程良いコーヒーの香りで、味になるとほんのりコーヒー感ですが、ミルクウォッシュもおかげでちょっと柔らかい感じもあるフィズになっていましたね。
ウイスキーとその後の食事の余韻を消す良い感じのカクテルになっていました。
2杯目ですが、まださすがにウイスキー系の気分ではなかったので、もう1杯カクテルということで頼んだのが、「キンモクセイ香るカクテル」です。キンモクセイの茶葉とウォッカのミックス、マラスキーノリキュール、スミレのリキュール、リンゴの液体をカーボネイトしたもののブレンドですね。
キンモクセイの香りは結構ありがちですが、茶葉なんてものが存在してるとは思っていませんでした。結構お高めの茶葉だそうです。
香りは当然キンモクセイですが、スミレのリキュールも並行して鼻にきたので、一辺倒という感じではなく、味はフローラルというよりは甘みが勝っており、アルコール感よりもリンゴ感が強めで全体的に華やかな仕上がりで面白く美味しく飲めました。
3杯目はリキュール、スカーレットのMENTA AMAROです。
以前も紹介していますが、日本の伊勢屋酒造が作っているリキュールで、アマーロということで苦味を感じるリキュールですね。
ネット上の情報と私的コメントを記載していきます。
(ネット上の情報)
梅雨が明け、ギラギラと振り翳す暑い太陽の下、畑で収穫した「ニガヨモギ」、「フェンネル」、「ミント」を中心に約30種類の薬草を用いて製造。中でもミントは、「薄荷」、「ペパーミント」、「スペアミント」、「アップルミント」をブレンド。
植物の新芽はとてつもないエネルギーを秘めている。その新芽や草花を丁寧に一つ一つ摘み取り、1本のボトルに全てを凝縮させました。飲んでも、さらに見ても楽しい1本となり、薬草酒の新しい可能性がまた広がりました。
蓬餅とメントールの香りが食欲をそそって、上品なミント感とビターな味わいは一口飲めばもう少し飲みたくなるような、後引く味わい。
一杯目のソーダ割りやトニック割りは勿論、クラッシュアイスを使ったフラッペスタイルも爽快感が増して、オススメ!
(私的コメント)
香り:ハーブ系、スパイシーさも感じる、ちょっと刺激的な感じもあり
味:ハーブ寄りだが、結構甘みを感じる、ちょっとビターかな
結構複雑な原料使用のようですが、私はちょっと甘み強めのハーブ酒と思えました。ストレートで飲みましたが結構良いリキュールでしたね。ただ自宅で持つには持て余すでしょうがね。しかし凄い色してますね。私は経験上てんで違和感感じることなく飲んでますが、こういった酒を飲んだ経験が少ない人なら「これ飲み物?」と言われそうな色ですよね。
4杯目は流石に度数高めの酒がいいかなということで、ウイスキーにいきました。
HIDDEN SPIRITS、マノックモア、53.4度、2008-2022,13年ですね。
公式のテイスティングノートと私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
【香り】バニラ、甘いオーク、レモンやライム、グリーンアップル、ドライホップ、新品の牛革製品、奥から仄かに新木系のスパイスが立ち上がる。
【味わい】辛口の白ワイン、レモンチェッロ、レモンパイ、パネトーネ、マドレーヌ、緑茶、甘いパプリカとエンドウ豆のさや。
【フィニッシュ】オールスパイス、ホワイトペッパー、ジンジャー、エールビール、柑橘皮のビター感が長く続く。
【コメント】溌剌としたフレッシュフルーツを彷彿させる酸味、麦芽由来の豊かな甘い香味、切れ味鋭いスパイシーなフィニッシュ。酸味、甘味、辛味の優れたバランスと展開力が魅力のマノックモア。
(私的コメント)
香り:フルーティー、青系フルーツかな?酸も感じる、ちょっと甘さもあり、ちょっとスパイス系もあるかな
味:酸強めのフルーティー、ちょっと甘さもあり、スパイス系の刺激もあり
散々前の店でウイスキーを飲んだので、ここではちょっと別方向のと注文したらこれが出てきました。
いいですねー。バランス型ではありますが、ちょっと方向性が違っていて、これまた楽しめました。
ここいらでさすがにアルコールは限界近くとなったので、締めのディスカバリーを飲んで帰宅となりました。またまた変わったカクテルやおいしいリキュールや酒等ありがとうございました!
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