2025/8/30 愛知県名古屋市 BarThistle(バーシスル)さん訪問記 その中でCLUBQINGさんPBのグレンマレイ17年のレビューもあり

BAR

2025年8月30日に愛知県名古屋市のBarThistle(バーシスル)さんに訪問した時の酒を記事にしていきます。
まずはトップ画像の牛蒡のギムレット、ハイボールVerですね。
フチについているのは味噌パウダーだそうです。スーズに牛蒡を漬け込みしたもの、タンカレー、ドライヴェルモット、貴腐ワイン、ライムのブレンドだそうです。
香りは、牛蒡メインでちょっとフルーツ感があり、味はやはり牛蒡感メインでちょっと甘い系フルーツで、和の感じもある良いバランスで、味噌パウダーも加えると和の感じがますます良い感じでしたね。

2杯めはブラッディメアリーのアレンジバージョンですね。
タンカレーの昆布漬け、トマト、塩麹、レモンのブレンドです。
トマト感メインですが、昆布感もきっちりあり、甘さもあり、塩麹由来かな?ソルティ感も結構バランス良く美味しかったです。まぁベーシックカクテルっぽさはあんまり感じませんでしたが。

3杯めは旨味サワーです。
いいちこ彩天(アメリカのバーテンダーと共同開発したカクテル用の度数の高い焼酎)にトマトを漬けたもの、塩麹、煎茶(シェイク時に茶葉のまま使う)、レモンに、抹茶のメレンゲを乗せたもになりますね。
香りはほぼ抹茶で、味は構成要素すべてがバランス良く感じられる美味しいカクテルでした。

4杯めはラベルに惹かれた伊勢屋酒造のスカーレットなんですが、辰巳蒸留所とのコラボ品で、サパンアマーロってのが正式名称なのかな?
ストレートでちょっとと炭酸割りを頼みましたが、柔らかい感じの中にうっすら苦みのある飲みやすい感じでしたね。逆に炭酸割りは飲みやすすぎました。

5杯めは秩父の第二蒸留所のファーストリリースを頼みました。
こちらはテイスティングノートと私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
香りは、バニラの甘さにパイナップルキャンディや洋ナシのようなフルーティーさが重なり、加えてべっ甲飴のような複雑なニュアンスが感じられます。
味わいは、はちみつのまろやかな甘さに、アップルパイやカスタードクリームの濃厚さ、シナモンやナツメグのスパイスが加わり、奥行きのある印象です。
余韻はスモーキーで、麦の厚みを伴いながら長く続きます。
(私的コメント)
香り:麦、バニラ甘さ、酸フルーツ
味:麦、蜂蜜甘さ、ちょっと酸、フルーツ、ちょっとスパイス、うっすらスモーキー
これは結構美味しかったですね。各要素が結構強く出ており、味の感じは良かったです。スモーキー感がアクセントになっていますが、これは狙ってやってる感じですかね。

6杯めは、CLUBQINGさんPBのグレンマレイ、2007年蒸留、17年、51.4度、ラフロイグ樽フィニッシュを頼みました。
こちらもテイスティングノートと私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
香り:綿菓子、レモングラス、グレープフルーツ、オレンジ、穏やかな煙、ミネラル。
味わい:クリームソーダ、ミント、麦芽糖、キャンディーまたは白砂糖、灰、たくさんのシトラス。
余韻:長い余韻、ミント、麦芽糖、穏やかなピート。
(私的コメント)
香り:ピート、スモーク、酸味寄りのフルーツ、ちょっと甘さ、ミネラルっぽさ
味:ピート、フルーツ、ちょっとスモーク、麦、バニラ甘さ、ちょっとミント
グレンマレイの穏やか感がどこまで残っているかという感じで飲んでみましたが、やはりアイラウイスキーの樽フィニッシュは影響大ですね。一応マレイの要素は感じれるんですが、アイラ要素の上書き感がまず感じれる美味しいよりも面白いという感じのウイスキーという感想でした。

久々の訪問でしたが、やはりオリジナルカクテルが結構多めにあったのと、新入荷ウイスキーも結構あったので、次回もあまり間をおかずに訪問したいですね。
美味しいお酒をありがとうございました!
では、今回はここまで!

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