2025/7/12 愛知県刈谷市 BarQUANZ(バーカンシュ)さん訪問記 その中でThe Sixth Senseのティーニニック10年とJ’sBar30周年PBシークレットハイランド、Sealgair Nam Barrlaichアードナムルッカンのレビューもあり

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2025年7月12日に愛知県刈谷市のBarQUANZ(バーカンシュ)さんに伺った時の酒を記事にしていきます。
まずはトップ画像の新生姜のモスコミュールです。
かなりスッキリ系ですが、ちょっと甘さもあって美味しかったですね。

2杯めは信濃屋のSTORY TELLERシリーズ第5弾のティーニニック、2012年蒸留、10年、62.2度を頼みました。
(テイスティングノート)
香りは、控えめで上品な花の香り。アカシアハニー,サヴァラン,アーモンドミルク,リンゴバター,オレンジ,セイロンティー、口に含むと、つややかな麦の甘味。ミルクキャンディー,カスタード,レモンケーキ,タルト生地,シナモン,ピンクペッパー、フィニッシュはドライで、杏子,カスタード,きな粉,レモングラスを伴った余韻が広がる。
(私的コメント)
香り:赤系フルーツ、ちょっとハーブ、酸、フローラル
味:ちょっと華やか系フルーツ、酸、麦、甘さ、ちょっとスパイス
フルーツ感も良く、複雑味もあって私は好みの方向性でしたね。

3杯目はJ’sBar30周年PBのシークレットハイランド(説明見るとおそらくクライヌリッシュ)、2010年蒸留、13年、52.9度を頼みました。
(テイスティングノート)
【香り】乾燥茶葉、コーヒーの出し殻、燃えさし、全粒粉ビスケット、風邪薬のシロップ、ローストしたアーモンド、ユーカリオイル、おろしたての革製品、チョコクリームサンド
【味わい】紅茶、リンゴジャム、オールスパイス、フェノール樹脂、ややハーバル、蜜蝋、マッチ、アンティーク家具。
【フィニッシュ】フルーツティー、ハニーサンド、ピンクペッパー、樹脂、程よい樽感が長く心地よく続く。
(私的コメント)
香り:紅茶、ちょっとコーヒー、酸、オイリー、シェリー、ちょっとスモーク感
味:オイリー、シェリー、紅茶、フルーツ、スパイス、ちょっとウッディ
オイリーとシェリーの両立でバランスも良く、複雑味もあるウイスキーでしたね。ちょっと癖があるものの、好きな人は好きな感じだと思います。

4杯目はラダーさんのSealgair Nam Barrlaich、アードナムルッカン、2019年蒸留、5年、60.2度を頼みました。
(テイスティングノート)
香り立ちは、煮詰めたプラムや熟成バルサミコの濃密な甘酸っぱさ。
醤油や深煎りコーヒーが重なり、甘さと塩気が絶妙なバランスで広がります。
口に含めば、塩ピーナッツのコクとイチジクの柔らかな甘み。
ハーブのニュアンスが奥行きを与え、焦がしたオレンジピールとダークチョコがビターに寄り添います。
最後は焚き火の煙のようなスモークが静かに残る、豊かで満足度の高い一本。
(私的コメント)
香り:シェリー、フルーツ、コーヒー、なんかコク、ちょっと甘さ、ちょっとソルティ
味:ソルティ、シェリー、ナッツ感、ハーブ、ビター、チョコ、ちょっとスモーク
ファーストフィルオロロソホグスヘッドということで、かなりシェリー感強めなんですが、嫌味な感じにまでにはなっておらず、かつ結構複雑味もあるという、これアードナルムッカン?と思うようなウイスキーでしたね。シェリー系好きな人にはかなり好みの味ではないかと思います。

カンシュさんですと、3本セット、2本セットでウイスキーを種類飲める店として経験値を積みやすいんですが、今回は単独ボトルで気になるものが多すぎたですね。
他のバーでは置いてすらいないPB系を多く置いてあるので、ここは楽しみながら経験を積めるのがいいんですよねー。
時間の関係でここで終了となりました。
美味しい酒をありがとうございました!
では、今回はここまで!

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