グレンダラン 12年 特級 43度 760ml

ブログの始まりとして、私はやはりこれを一番に持ってきたかったので、初ウィスキー投稿はグレンダランです。
写真の通り特級時代のものであり、1980年代なのかな？オールドパーに原酒をほとんど使われててオフィシャルボトリング自体があまり無い蒸留所です。
香り：落ち着いた感じのシェリーの甘い香り。
味：現在のシェリー樽とは感じが違うオールドブレンデッドによくあるシェリー感。程良くフルーティーな感じもある。度数の割にはそこそこ強いアタックもあり。シェリー系の甘さの中に苦さ？もいい感じで混じってる。
私のウィスキー飲みの経験の中で色々な思い出のあるボトルです。
蒸留所として、はじめは「なんか聞いたことのない蒸留所だなぁ」程度でお試しでネットで購入してみて気に入った蒸留所であり、その後、今はなき豊橋のバーでこのボトルを勧められて、私の中で一番のお気に入りの蒸留所になったのも酒人生の中では上位にある思い出ですね。以降それなりの数の同蒸留所のボトルを購入していますが、これが基準であることには変わりありませんね。
私の中でこれがシェリー樽系ウィスキーの基準値になっているおかげで、今のシェリー系だと好みに合わない事も多く、これを飲んだ経験が良かったのか悪かったのかちと悩むのはどうしようもないですね。
これの味を知ったおかげで、その当時のブレンデッドも結構手を出していますが、その中でも陶器のking of kingsは、その当時のグレンダランをキーモルトにしています。こちらはブレンデッドだわ、陶器で中が見えないわで、そんなの高値で取引されてないので、出物があれば購入してみるのもいいかもですね。