2024年10月26日に愛知県刈谷市のBarQuanz(バーカンシュ)さんに伺った時の酒を記事にしていきます。
まずはトップ画像の和梨のジントニックです。
まぁわかりやすいフルーツカクテルですが、美味しかったです。
2杯目と3杯目が同時になってしまっていますが、これは最近になってカンシュさんが飲み比べセットという売り方をしてきたからです。
似たような価格帯のウイスキーを2本または3本セットで定額にして飲み比べて、蒸溜所ごとの違いとか、又は同蒸留所での飲み比べとか出来るようになりました。
棚にあるボトルに同じ色の輪ゴムをつけて区別し、客が自分で選んでマスターに渡してグラスに注いでもらうという形になります。同色でも価格の幅があるので、裏(ショット価格が記載されている)を見て高いのを選ぶのもありですし、客が気になったボトルでもいいですし、同蒸留所のものが複数あればその飲み比べをするとか、選び方は客それぞれですが、元々刈谷市の中でもボトラーズを含むウイスキーがかなり多いバーですので、入手難易度の高いものとか、気になったけど買ってないウイスキーとかを気軽に楽しめる良いシステムじゃないかと思います。
ただ、まだ準備進行中ということで、今回(記事作成時点)という意味ではちょっと選択肢が少なめでしたが、今後きちっとしていくということだったので、今後の楽しみにしていこうと思います。
では、ウイスキーの方のレビューをしていこうと思います。
●2杯目
モルトマン、ブルックラディ、2005年蒸留、17年、49.9度
こちらに関してはテイスティングノートと私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
香り:アイラ島の潮風、麦芽、樹脂、白檀、アールグレイのミルクティー、粗挽き粉、メロンアイス、干し草。
味わい:柑橘の皮、キウイフルーツ、ヨーグルトみかん、メレンゲ、ミルク粥、グリーンオリーブ、オイリーでクリーミーなボディ。
フィニッシュ:柿、青いバナナ、金柑。ヘザーの花やパセリ。ジンジャー、ホワイトペッパーが印象的な新木系のオークスパイスが心地よく続く。
(私的コメント)
香り:ソルティ、紅茶、スパイス
味:フルーツ、ちょっとオイリー、スパイス、ちょっとクリーミー
久々にブルックラディのボトラーズを飲みましたね。複雑で美味しかったです。
●3杯目
ART SESSION シークレットスペイサイド、1993年蒸留、26年、49.4度
こちらも併記していきます。
(テイスティングノート)
香り:ビターチョコレート、カカオ、紅茶、革張りの家具、土、奥から煮詰めたチェリーやカシスの甘い香り。
味わい:ドライアプリコット、レーズン、フィグ、プルーン、黒糖、ローストアーモンド、ビーフシチュー。
フィニッシュ:コーヒー豆、甘い香りの水煙草、インク、ブラックペッパー、クローヴのスパイスが長く続く。
(私的コメント)
香り:綺麗系シェリー、紅茶、酸、フルーツ
味:綺麗なシェリー、紅茶、フルーツ、酸、樽感、スパイス
結構長熟寄りの非公開スペイサイドですが、綺麗なシェリー系のウイスキー、かつ複雑系で、度数が低いので複雑味が結構素直に感じれる良いウイスキーで美味しかったですね。
ウイスキーの数が多いバーだったのですが、今回新しいシステムを導入することで、ウイスキーを飲む層を増やせるのではないかと思います。私も気にはなっているボトルをもうちょっと気軽に選べそうなので、もうちょっと行く機会を増やそうかなと思いましたね。
今回はここまで!
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