その日は用事を設定してなかったので、夕方以降お出かけして夕食を食べた後、いつものごとくバーに行ってお酒を楽しむことにしました。まずは一軒目、BarALMAさんに行きました。
まず出てきたのはトップ画像のBREWDOGのジン、それも最近発売されたクラフトジンでもフルーツ方向に特化したタイプのものですね。この時はジンをストレートとアレンジカクテルの2種を頼んでいます。
まずはストレートでのメーカの売り文句と私的コメントを。
(メーカー)
ローンウルフ ジンのレシピをベースに、白桃、パッションフルーツ、柚子を加えてつくられたトロピカル感溢れるフルーティなジン。ジュニパーの風味をバックボーンに、ジューシーな白桃、甘酸っぱいパッションフルーツ、柚子の爽やかさが広がります。きれいなオレンジ色で、カクテルを視覚的にも引き立ててくれます。
(私的コメント)
香り:ピーチ感がメイン、アルコール感はあまりなく、ほぼフルーツ感だけだった
味:フルーツの甘さと程よいアルコール感の共演、やはりジンっぽくない感じ
ちょっと特化しすぎて個人では使い所があまり思い浮かばない(なにかで割るくらい?)けど、バーであれば材料の1つとして結構活用できるのではないでしょうか、これ。
んでもってアレンジカクテルはジンスリングのジンの部分をこれにしたものですが、感想は直球で「桃の天然水」でしたね。始めに飲むのであればアリですね。
2杯目はル・ビルル(LE BIRLOU)、写真の通りリンゴと栗のリキュールですね。甘さメインのフルーツ系リキュールですね。
まずはストレートでの私的コメントです。
香り:リンゴの酸味がまずメインできて、奥に栗の甘さを感じる
味:香り同様だが、味としては甘さの方がメイン、余韻は結構短め
こちらは本当に甘さメインのリキュールですね。私は好みですが、ここまで甘いと人を選ぶ感じが否めませんね。そして前記のジン同様、バーでは使い勝手良さそうなリキュールと思われます。
そしてこれもカクテルアレンジしてもらいましたが、写真のこれはリキュール、カルピスと水のブレンドです。香りはカルピスのおかげで甘さがちょっと引っ込んで飲みやすそうな感じになり、味はやはりカルピスがメインですが、甘さの部分にリキュールのそれが加わり、良い変化球になっていましたね。(アルコール抜きならば普通に市販してるものと同様か?)
お次はさすがにアルコール感強めのが良かったので、ウイスキー、これも最近のやつなのかな?アードナムルッカン AD/10.21:06、46.8度を頼みました。
オフィシャルのテイスティグノートと私的コメントを。
(テイスティングノート)
2014年と2015年に蒸留したピーテッド及びノンピートのウイスキーを半分ずつブレンドし2021年10月に瓶詰め、熟成に使用した樽は65%がバーボン樽、35%がシェリー樽となっています。アンチルフィルター&ナチュラルカラー。
香りは果樹園のフルーツ、レモンの皮、潮風、ミルクチョコレートに熱したモルト、味はレモンオイル、塩キャラメルにフルーツグラッセ、ミントの葉と庭のたき火。
(私的コメント)
香り:微妙にレモン系、うっすらピート、ちょっとソルティ、奥に甘さもあり
味:モルティ、ライトピート、やはりちょっと塩っけを感じる、余韻の中に甘さもあり
結構良いバランスのウイスキーですね。ただ構成を見た感じ、いろいろやってバランス取ってるように見えます。味も良バランスで悪くないのですが、アードナムルッカンの個性としてはどうなの?とちょっと思ったりもしました。前に同蒸留所のシングルモルトを飲んだことあるのですが、これとは個性違ったような気がするんですよね。初期のアラン蒸留所でもあったのですが、安定した個性を見つけるまでのいろいろ実験期間?のように思えます。
結構良い時間を過ごしましたが、ここいらで客が結構入ってきたので、これで終了し、次の店に行くことにしました。美味しい酒を有難うございました!
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