SMWS ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ 26.189 クライヌリッシュ 29年 1992年蒸留 45.2度

クライヌリッシュウィスキー

SMWS、ソサエティの試飲会で買った量り売りの3本のうちの3本目、クライヌリッシュです。
傾向カラーは「Old & DIgnified」
公式テイスティングノート等は、
メインテーマ:アンブロシア(神々の食べ物)
チョコレートチップクッキー、ゴールデンシロップ、ミリオネアのショートブレッド、マジパン、フレンチ産のオーク、ワックスジャケット、ジャスミン、ユリ、ベルガモット、サンダルウッド、アンバー、ムスクの魅惑的な香り。素晴らしい舌触り、濃厚な砂糖のような甘さ、ベルギーのチョコレートバーボンカップケーキのシュガーデコレーション、シラチャポップコーン、はちみつをかけローストした洋ナシ。加水すると、滑らかなパテ、カラメルオレンジのトースト。ギリシャの神々の前菜であり、非常に古いギリシャのブランデー、エレガントで洗練された、官能的で素晴らしい味わい。その後、野生の蜂の蜂蜜、バラの花びら、古いオークの繊細な香りと甘いスパイスのミックスでフィニッシュへ。
私的コメントは、
香り:フローラル&フルーティー、程良い砂糖系の甘さ、度数からは想像できないほど全体的に芳醇な感じ。
味:綺麗なバーボン樽系のバニラ感、バランスの良いフルーティーさ、上品な蜂蜜系の甘さ、かなり上質なフルーティーバランス型ウイスキー。
しかし、メインテーマがアンブロシアとは、また大きく出ましたなーという感じですが、味を知った上ではまぁ納得できるかもしれませんね。
ハイランドですが、スペイサイドでもありがちなともかくフルーティーで嫌味な要素がほとんど無い感じになっていますね。
私はスペイサイドやハイランドのバランス型のウイスキーが大好きと言えますが、ウイスキー飲み始めの頃にバーで飲んだクライヌリッシュで美味しいと思い、その頃から好きな蒸留所の1つとなっています。その後バー通いやボトラーズ購入で好きな蒸留所も増えていますが、現在でも好きな蒸留所の方にありますね。
ソサエティのこれに関しては今まで飲んだ中ではかなり上質な部類に入りますね。度数が低いからどうかなーと思ったものの、そんな心配必要ないくらいに味わいが複雑かつ鮮烈になっていました。
これは高価格帯として納得できる味だと、私は思います。ただまぁこれもですが、バーで飲むとなるといくらになるんですかね?よっぽど財布に余裕がある人か、高くても飲みたい人でないと頼めないかもしれませんね。
これで試飲会で量り売り購入した3本のレビューブログを作成できました。
こんなタイミングでもないと飲むのに躊躇うものばかりでしたが、良い経験値を得ることが出来ました。ありがとうございました!

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