2023年7月29日に愛知県名古屋市のBarINNOCENT(バーイノサン)さんに伺ったときに提供された酒を記事にしていきます。
この日は結構な暑さであったため、爽やか系の炭酸系でもと思ったらマスターからのご提案でフローズンカクテルとなりました。
トップ画像のそれですが、静岡のクラウンメロンのフローズンに、コニャックを掛けて食べて変化をお楽しみくださいという遊び要素付きカクテルでしたね。フローズン単体は凄く良いメロン感があり美味しかったですよ。
コニャックは「ABK6 XO ファミリー セラー」です。某グループっぽい単語がありますが、それとは全然関係ありません。
これ単体で飲んでみると、結構軽めな感じでしたが、甘さ、果実味とかがきっちりある感じで美味しかったですが、これをフローズンに掛けると、軽めな感じがメロンとうまく融合してきっちり引き立てつつもアルコール感もある美味しいカクテルでしたね。
そして上に乗っているミントを含めて味わうと一気に爽やかさプラスで味変という3つの味を楽しめるカクテルとなっていました。
チャームの写真を掲載&2杯目はパッションフルーツ&ラムのカクテルですね。
味的にはちょっと濃い&複雑な酸味系柑橘感が良い、美味しいカクテルとなっていましたね。
3杯目(?)はお土産として持ち込んだ名古屋では有名所ですかね?むらさきやの水羊羹に合わせる酒を提供してくださいという、こちらの無茶に対応してもらった結果、量を加減してもらった4杯のブランデーとシャリュトリューズヴェールの計5杯と合わすという予想外の食べ合わせ実験となってしまいました。
さすがに各ブランデーを紹介していくと長文必至になりそうなので、合わせた時の感じを端的に記事にしていこうと思います。
まずむらさきやの水羊羹ですが、そこらのコンビニで売っている羊羹と比較しちゃいけない代物なんですが、結構あっさりめの甘さなんですが、長く口の中できれいに甘さが残り、余韻も心地よい感じで、さすがの質の違いを感じましたね。
では、右から順番にコメントしていきます。
・オタールXOのコニャック:水羊羹の甘さとコニャックの甘さが互いに邪魔せず並行して口の中で味わえて良い感じでしたね。
・フランソワ ヴォワイエ VSOP グランド・シャンパーニュ・コニャック:水羊羹の甘さがキレイに融合して酒のバランスの良さもあって、かなり良い美味しさになっていましたね。私の好みという意味ではこの中では一番でしたね。
・バロンドカステルノー アルマニャック:酒自体が濃い目なので、水羊羹の甘さを潰すかと思いきや結構活かしたまんま口の中にきて美味しかったです。あと酒の結構な濃さが後で来るので、酒自体を味わうという意味でもこれくらいの濃さがあれば可能ですね。
・ロジェグルー カルヴァドス それも20年以上熟成物:酒自体が結構複雑な感じで、それに水羊羹の甘さが加わり、複雑さを増して美味しかったですよ。
・シャリュトリューズヴェール:これが意外なんですが、薬草感がちょっと薄れるものの、甘さの融合で結構良かったんですよね。
結果としては、この水羊羹の質が良かったのか、結構濃いはずのブランデーにも負けない美味しさがあるので、酒も選べば結構うまく合うという結果になりましたね。
4杯目は、これの前が想定外に多種の酒を飲んだので、それに負けない酒をストレートを頼んだら、フランソワ ヴォワイエ XO ゴールドエクセプションが来ましたね。
こちらはテイスティングノートと私的コメントの併記で行きます。
(テイスティングノート)
リッチなヴィンテージをブレンドしたこの特別なコニャックは、“セラーマスターの芸術”。木とスパイス、古いコニャックにある香り「ランシオ シャランテーズ」のブーケ。ヴァニラの風味、ドライフルーツ、ジンジャー、クルミ、コショウ、スパイスの味わい。旨味があり、余韻はなめらかに長い。あまりにもたくさんの金賞を受賞したため、商品名にGoldを使用しています。
(私的コメント)
香り:ちょっとウッディ、スパイス、良いランシオ香、ちょっとフルーティー、ちょっと甘さ
味:香りとほぼ同様な感じ、余韻は長め
20年から30年物のヴァテッドだそうですが、結構上質な美味しさであり、その前に飲んだ酒に負けない感じで良かったですね。
ここいらで次の店に行く時間になったので、ここで終了となりました。
毎度ですが、ブランデーの勉強が出来たことに感謝を。
では、この記事はここまで。
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