オクトモア 14.2 ヨーロピアンカスク 57.7度 2017年蒸留 5年 128.9ppmのレビューです in 愛知県刈谷市BarSuzuki(バースズキ)

ウイスキー

愛知県刈谷市のBarSuzuki(バースズキ)さんで入荷していたので、頼んだオクトモア、14.2、2017年蒸留、5年、57.7度、128.9ppmのレビューを個別記事にしていこうと思います。

ブルックラディ蒸留所でのピーテッドタイプであるオクトモアですが、もう14までシリーズ?いったんですね。バーで見かけたときは流れで頼んで飲んだりしますね。ここ最近だとブログネタになるからと積極的に飲んでいますが。
ネット上の情報を抜粋すると、
「スコットランド産大麦を100%使用し、オロロソシェリー樽とアマローネワイン樽で熟成。オロロソシェリー樽の影響がスピリッツに力強い風味をもたらし、アカスグリ、リッチなフルーツケーキ、ローストしたコーヒー豆の香りが複雑な味わいを生み出します。」
とのことで、ピート系のウイスキーながら結構複雑な感じでピート系があまり好きでない人でも結構楽しめそうな構成をしていますね。

では、テイスティングノートと私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
色:深い琥珀色
香り:レザー、プルーン、アカスグリ、モルティングされた大麦がまず前面に香り立ち、焦がしたオークと微かなシナモン、グリーンアップル、ブラックペッパーへと続く。スモークと赤い果実の波が押し寄せ、モルトとポリッジの穀物の香りがそれらをいっそう引き立てる。ピートスモークの乾いた愁いをたたえた香りに、オーク由来の焦げたヒースとパイプたばこを思わせるアロマがほのかに漂う。
味わい:ヨーロピアンオーク樽の影響が明瞭に感じられ、活力に満ちたウッディーなスパイス感、スモークしたオーク、焙煎したコーヒー豆とドライな味わいがバランスを奏でる。バーベキューの甘い芳香と砕いたブラックペッパーの風味が、リッチなフルーツケーキやドライフルーツと共に姿を現す。水を一滴加えるとスモークとワイン樽由来の果実の甘みが開き、口の中でリンゴや洋ナシのフレーバーが進化し、美しいバランスをもたらす。
フィニッシュ:フィニッシュに向けて燻した麦芽、くすぶったオーク、シーソルトが現れ、オクトモアを象徴する土っぽいスモークが余韻を残す。
(私的コメント)
香り:ピート、スモーク、レザー、麦、スパイス、フルーツ
味:ワイン、スモーク、ピート、スパイス、ちょっと甘み、フルーティー、ちょっとソルティ、酸、加水で華やかさが増す
結構いい感じでしたよ。ピート系ウイスキーながらも色々複雑な要素があるのが楽しかったというか、口の中で「どの味だ?」とじっくりやるような感じなのが良かったという感じでしたね。
オクトモアの◯.2シリーズは確か結構複雑な構成をしている感じで、ピートながらも複雑な構成をしているのが多いので、毎年楽しみなんですよねー。
ただし、今回のこの記事では紹介していませんが、◯.1と◯.3はアイラ系ウイスキーらしさの方向性なので、14.2のこれが好きな方が他に手を出すと、「これは・・・」みたいな感じにもなりかねますので、あらかじめマスターとかに聞いてみた上で自己責任で飲み比べ等してみてください。
では、今回はこれまで!

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