
今回はアードナムルッカン、AD/10、10年、50.0度のレビューをしていきます。
リリース自体は知っていたのですが、それなりの知名度になっているアードナムルッカンの記念すべき10年物のボトルです。購入できるかなと思った時にはネット上でも売り切ればかりになっており、こうなったらバーで飲むしかないかと思っていたら、馴染みの店舗には普通に残っていたため購入に至りました。
2014年より操業を開始しており、これまで年数表記の無いボトルはリリースされていましたが、10年という記念すべき年のリリースということで、初の年数表記有りのリリースです。
ネット上の情報では、バーボン樽で熟成し半分をポールローノアのシャンパーニュ樽で約1年間フィニッシュかけたもののヴァテッド、50.0度にてのリリースだそうです。リリース本数に関しては15000本とも16000本ともあり情報が一致しないのがちょっと不思議ですが、それなりの本数のはずなのに日本では売り切れ続出ということは割当本数の問題かな?
では、レビューしていこうと思います。
テイスティングノート的なものと私的コメントを併記していきます。
(テイスティングノート)
香りは最初から見事なトロピカルフルーツ、熟したマンゴー、カットパイナップル、豊かなハニー、焼きバナナ、ブラウンシュガー、イチジクにフルーティなグミ、後からゆっくりとクリーミーなキャラメル、トフィー、ホワイトチョコレート添えメレンゲ、味はしっかりとワクシー、再びハニーで亜麻仁油、温かいスパイス、ジンジャーブレッド、フレッシュなパイナップル、杉の木が包み込む。とても深みのあるオイル&ワックス!
(私的コメント)
香り:フルーツ爆弾、オイリー、蜂蜜系の甘さ
味:フルーツ、蜂蜜系の甘さ、オイリー、優しい酸、ちょっとスパイス、うっすらウッディ
これはフルーツ爆弾という表現が正解なウイスキーですね。ただフルーツだけではなくて、程よい複雑味もあるバランスの良い感じが私的には好感持てますね。ノンピート系という意味では万人向けな感じで、低価格帯でありがちなバランスの良い凡庸な感じともまた違った感じで、今後のリリースにも期待できる仕上がりとなっていました。
アードナムルッカンはまだウイスキーを名乗れない時から知っていますし、バーで出会うたびに飲んでいるんですが、ようやくここまできましたね。
今後のリリースに期待していきましょうかね!
では、今回はここまで!

コメント