愛知県名古屋市のBarINNOCENT（バーイノサン）さんに伺った時にお勧めされたピエール・ヴァレのコニャックのVSとXXOを飲み比べたので、記事にしていきます。
愛知県名古屋市のBarINNOCENT（バーイノサン）さんに伺った時にお勧めされたピエール・ヴァレのコニャックのVSとXXOの飲み比べをしたので、記事にしていきます。
輸入代理店？販売店？から早々に購入させてもらったらしく、通常販売前に仕入れたとのことで、この記事作成時点（2023年12月末）では、入荷できている店はほとんど無いのではないかとのことで、当然ながらネット上にも情報がほとんど無く、検索にひっかかっても日本語以外のサイトしか無いというこの状況なので、ブログという意味では日本初？かもしれない記事ではないかと思われます。
さて、コニャックの世界でランク（等級）という言葉があり、今回のであればVSやXXOがそれに相当します。まぁ簡単に言えば熟成年数（コント）の違いからランク分けされていて、ある程度の年数を超えれば、そのランクを名前に付けられるみたいな感じですかね。
さて、今回のこれはVS、ほぼ2年以上かな？コニャックとして出荷可能なあたりの熟成年数のものが表記できるもので、XXO（エックスエックスオー）は2018年から追加されたランクで、これに関しては14年以上のものが名乗れる物ということで、今回の飲み比べは、かなり差がある物の飲み比べということになりますね。
では、まずはVSの方のレビューをしていきます。
香り：かなりフルーティー、ランシオ感もあり、酸、桃、ちょっと甘さ
味：桃、穏やかフルーツ、程よいランシオ、フローラル
かなり華やかな感じでしたね。かなり美味しい感じで、結構特徴的とも言えます。ウイスキーを好んで飲んでいる私にしても結構好みでしたね。
次はXXOの方のレビューです。
香り：濃いめのランシオ、酸、ハーブ、濃いめフルーツ、蜂蜜系の甘さ
味：濃いめフルーツ、ランシオ、ちょっとフローラル、ちょっとハーブ、余韻はきれいに消える
こちらは先程の延長線かな？と思って飲むと方向性の違いに驚くことになりますね。結構重厚な感じになっています。熟成年数ゆえの複雑さもあり、かなり美味しいです。あと、余韻にいくにつれキレイに消えていくのがこれまた良いコニャックかなと思える物に仕上がっていて、結果としては良い経験をさせてもらえたと思いましたね。
正直、この店でブランデーの経験値を得ているだけなので、まだまだブランデーの世界は素人に毛が生えた程度の飲み手のコメントであり、かなり情報を取り逃していると思いますが、今後一般販売された後に飲める機会があれば、是非飲んでみてください。更に今回のような飲み比べをしてみると、その方向性の違いに驚く事になりますよ。
ちなみに同店にはVSOPもあったので、なんなら3種の飲み比べをしてみると面白いかと思いますね。
では、今回はこれまで！
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